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SAP の SAPDiscoveredObjects.xml ファイルについて

bizTalk アダプター パックのインストールと共に .NET Framework Data Provider for mySAP Business Suite (Data Provider for SAP) をインストールすることを選択した場合、セットアップ プログラムは通常、SAPDiscoveredObjects.xml ファイルをインストール ドライブ>:\Program Files\Common Files\Microsoft Shared\Adapters\SAP に<コピーします。 データ プロバイダー for SAP を新しくインストールした後のファイルの内容は、次のようになります。

<DiscoveredObjects>  
  <SAP>  
  </SAP>  
</DiscoveredObjects>  

SAPDiscoveredObjects.xml ファイルの目的は、Data Provider for SAPVisual Studio DDEX プラグインを使用して検出した SAP オブジェクト (テーブルと RFC) を格納することです。 DDEX プラグインを使用して SAP オブジェクトを追加すると、この XML ファイルに追加されます。 XML ファイルは次のようになります。

<DiscoveredObjects>  
  <SAP>  
    <Server name="server_name" user="user_name" client="800" type="connection_type">  
      <Tables>  
        <Table>KNA1</Table>  
        <Table>KNAS</Table>  
        <Table>KNAT</Table>  
      </Tables>  
      <RFCs>  
        <RFC>CUSTOMER_CONTACTPS_GET</RFC>  
        <RFC>CUSTOMER_CONTROL_AREA_DATA</RFC>  
        <RFC>CUSTOMER_PARTNERFS_GET</RFC>  
      </RFCs>  
    </Server>  
  </SAP>  
</DiscoveredObjects>  

Server> 要素の <プロパティにはname、DDEX プラグインを使用して接続するサーバーの名前が含まれています。 user Server> 要素の <プロパティと client プロパティには、それぞれユーザー名とクライアント番号が含まれます。 プロパティにはtype、SAP システムへの接続に使用される接続文字列の種類 (A、B、または D) が含まれます。 接続文字列の種類の詳細については、「SAP 接続文字列の データ プロバイダーの種類の読み取り」を参照してください。

<Tables> 要素には、プラグインを使用して追加するテーブルの名前が含まれます。 同様に <、RFC> 要素には、プラグインを使用して追加する RFC が含まれています。 複数の SAP サーバーに接続すると、別<の Server> 要素が XML ファイルに追加され、対応するテーブルと RFC が Table> 要素と <RFC> 要素の下に<一覧表示されます。

Note

Visual Studio DDEX プラグインの使用手順については、「DDEX プラグインで DATA Provider for SAP を使用する」を参照してください。

参照

.NET Framework Data Provider for mySAP Business Suite について