手順 1: 0C2 要求の送信
ここでは、0C2 - Asynchronous Test Request の PIP (Partner Interface Process) を使用して、要求を作成および送信します。 この PIP を使用することにより、非同期通信チャネルが 2 つの異なる組織間で正常に動作するようになります。 この PIP は、3A4 - Request Purchase Order PIP などの他の非同期ダブル アクション PIP と同様のパターンに従います。
0C2 - Asynchronous Test Request を送信するには
Fabrikam コンピューターのインターネット エクスプローラーで、 を見つけて開きます。http://localhost/LOBWebApplication/default.aspx.
[ メッセージの送信] ページで、次の操作を行います。
プロパティ 目的 ホーム組織 「FABRIKAM」と入力します。 パートナー組織 「CONTOSO」と入力します。 Pip コード 「0C2」と入力します。 Pip バージョン 「R01.02」と入力します。 [Pip Instance ID] 「0C2_Test」と入力します。 大事な: 重複するメッセージ ID エラーを回避するために、送信するメッセージごとに PIP が一意であることを確認する必要があります。 後で 0C2_Test を実行する場合は、このフィールドを変更する必要があります。 [Message Category] 「 アクション」と入力します。 メモ帳または別のテキスト エディターを使用して、drive>:\Program Files\Microsoft BizTalk <version> Accelerator for RosettaNet\SDK\LOBApplication\SampleInstances フォルダーで < 0C2_Request.xml ファイルを開き、その内容をコピーして LOBWebApplication の [サービス コンテンツ] フィールドに貼り付けます。
Note
[メッセージの送信] フォームの [サービス コンテンツ] フィールドの既存のテキストを削除するには、テキストの先頭にカーソルを置き、 Shift キーと Ctrl キー を押しながら [ 終了] をクリックし、[削除] をクリック します。
[ 送信] をクリックして、Contoso コンピューターに 0C2 要求を送信します。
Fabrikam のコンピューターで通信が成功したかどうか確認するには
LOBWebApplication の [メッセージの状態] ページで、2 つの受信メッセージを受信したことを確認します。
Note
最初に受信しているのは、Contoso のコンピューターからの受信確認を表すカテゴリ 25 のメッセージです。 次に受信しているのは、Contoso のコンピューターからの応答メッセージであるカテゴリ 50 のメッセージです。 カテゴリ -99 のメッセージは、エラーを表します。 イベント ビューアーを使用して、実際のエラー メッセージを確認できます。
Contoso のコンピュータで通信が成功したかどうか確認するには
[スタート] ボタンをクリックし、 [すべてのプログラム] 、 [Microsoft SQL Server] の順にポイントし、 [SQL Server Management Studio] をクリックします。
[サーバーへの接続] ダイアログ ボックスの [SQL Server] ボックスに「localhost」と入力し、[Windows 認証] を選択し、[接続] をクリックします。
Note
SQL Server エージェントが開始されていない場合は、それを右クリックし、[開始] をクリックします。
Microsoft SQL Server Management Studioで、[新しいクエリ] をクリックします。
<[テーブル> テキスト] ダイアログ ボックスで、一覧から [BTARNDATA] を選択し、[OK] をクリックします。
SQL ウィンドウに、次の SQL ステートメントを入力します。
SELECT * From MessagesToLOB
[ クエリ ] メニューの [ 実行 ] をクリックして SQL ステートメントを実行します。
[クエリ] ウィンドウの結果ペインで、2 つの着信メッセージが表示されていることを確認します。
Note
最初に受信しているのは、Fabrikam のコンピューターが送信した元の要求を表すカテゴリ 10 のメッセージです。 次に受信しているのは、受信確認メッセージを表すカテゴリ 25 のメッセージです。
SQL ウィンドウに、次の SQL ステートメントを入力します。
SELECT * From MessagesFromLOB
[ 実行 ] をクリックして SQL ステートメントを実行します。
[クエリ] ウィンドウの結果ペインで、1 つの送信メッセージが表示されていることを確認します。
Note
Contoso のコンピューターから Fabrikam のコンピューターに送信された受信確認を表すカテゴリ 25 のメッセージが表示されます。 Contoso の基幹業務 (LOB) アプリケーションから Fabrikam のコンピューターに送信された応答を表すカテゴリ 50 のメッセージも表示されます。