手順 2: 0C4 クエリの送信
ここでは、0C4 - Synchronous Test Query の PIP (Partner Interface Process) を使用して、要求を作成および送信します。 RosettaNet では、この PIP を定義することにより、2 つの異なる組織間で同期通信チャネルが正しく動作するようにしています。 この PIP には同期通信パターンがあるため、BizTalk Accelerator for RosettaNet (BTARN) は受信確認を送信しません。 この PIP は、2A9 - Query Technical Product Information PIP などの他の同期ダブル アクション PIP と同様のパターンに従います。
0C4 - Synchronous Test Query を送信するには
Fabrikam コンピューターのインターネット エクスプローラーで、 を見つけて開きます。http://localhost/LOBWebApplication/default.aspx.
[ メッセージの送信] ページで、次の操作を行います。
プロパティ 目的 ホーム組織 「FABRIKAM」と入力します。 パートナー組織 「CONTOSO」と入力します。 Pip コード 「0C4」と入力します。 Pip バージョン 「R01.02」と入力します。 [Pip Instance ID] 「0C4_Test」と入力します。 大事な: 重複するメッセージ ID エラーを回避するには、送信するメッセージごとに PIP が一意であることを確認する必要があります。 後で 0C4 を実行する場合は、このフィールドを変更する必要があります。 [Message Category] 「 アクション」と入力します。 メモ帳または別のテキスト エディターを使用して、drive>:\Program Files\Microsoft BizTalk 2009 Accelerator for RosettaNet\SDK\LOBApplication\SampleInstances フォルダー内の 0C4_Request.xml ファイル<を開き、その内容をコピーして LOBWebApplication の [サービス コンテンツ] フィールドに貼り付けます。
[ 送信] をクリックして、0C4 クエリを Contoso コンピューターに送信します。
Fabrikam のコンピューターで通信が成功したかどうか確認するには
LOBWebApplication の [メッセージの状態] ページで、2 つの受信メッセージを受信したことを確認します。
注意
受信しているのは、Contoso のコンピューターからの応答メッセージであるカテゴリ 50 のメッセージです。 カテゴリ -99 のメッセージは、エラーを表します。 実際のエラー メッセージを特定するには、イベント ビューアーを使用します。
Contoso のコンピュータで通信が成功したかどうか確認するには
[スタート] ボタンをクリックし、 [すべてのプログラム] 、 [Microsoft SQL Server] の順にポイントし、 [SQL Server Management Studio] をクリックします。
[サーバーへの接続] ダイアログ ボックスの [SQL Server] ボックスに「localhost」と入力し、[Windows 認証] を選択し、[接続] をクリックします。
注意
SQL Server エージェントが開始されていない場合は、それを右クリックし、[開始] をクリックします。
Microsoft SQL Server Management Studioで、[新しいクエリ] をクリックします。
表のテキスト ボックスで<、一覧から [BTARNDATA] を選択します。>
SQL ウィンドウに、次の SQL ステートメントを入力します。
SELECT * From MessagesToLOB
[ 実行 ] をクリックして SQL ステートメントを実行します。
[クエリ] ウィンドウの結果ペインで、1 つの着信メッセージが表示されていることを確認します。
注意
Fabrikam のコンピューターが送信した元の要求を表すカテゴリ 10 のメッセージが表示されます。
SQL ウィンドウに、次の SQL ステートメントを入力します。
SELECT * From MessagesFromLOB
[ 実行 ] をクリックして SQL ステートメントを実行します。
[クエリ] ウィンドウの結果ペインで、1 つの送信メッセージが表示されていることを確認します。
注意
Fabrikam のコンピューターが送信した PIP 0C4 クエリに対する Contoso の応答を表すカテゴリ 50 のメッセージが表示されます。 ダブル アクション同期シナリオでは、応答側コンピューターは開始側コンピューターに対して、最初のクエリ メッセージに応える受信確認を送信しません。 応答メッセージが受信確認となります。