プロビジョニングに関する問題のトラブルシューティング
この記事では、Oracle Database@Azure 環境での一般的なエラーとプロビジョニングの問題を解決する方法について説明します。
この記事で扱う問題は、Oracle Database@Azure の構成、設定、およびアカウントのセットアップに関連する一般的な問題については説明しません。 そのようなトピックの詳細については、「Oracle Database@Azure の概要」を参照してください。
終了と Microsoft Azure のロック
Oracle では、Oracle Database@Azure リソースに対するすべての Microsoft Azure ロックを削除してから、リソースを終了するよう推奨しています。 たとえば、Microsoft Azure プライベート エンドポイントを作成した場合は、まずそのリソースを削除してください。 ロックされたリソースの削除を禁止するポリシーがある場合、Oracle Database@Azure はロックを削除できないため、Oracle Database@Azure ワークフローでそのリソースを削除することはできません。
IP アドレス要件の違い
Oracle Database@Azure と Oracle Cloud Infrastructure (OCI) では IP アドレス要件が異なります。 IP アドレス空間の要件に関するドキュメントでは、Oracle Database@Azure に関する次の変更を考慮する必要があります。
- Oracle Database@Azure では、Exadata X9M のみがサポートされます。 他のシェイプは一切サポートされていません。
- Oracle Database@Azure は、クライアント サブネット用に 13 個の IP アドレスを予約します。一方、OCI 要件では 3 個の IP アドレスを予約します。