alias ステートメント
適用対象: ✅Microsoft Fabric✅Azure データ エクスプローラー✅Azure Monitor✅Microsoft Sentinel
alias ステートメントを使用すると、データベースの別名を定義できます。これは、後で同じクエリで使用できます。
これは、複数のクラスターをしているが、より少ないクラスターで作業しているかのように見せる場合に便利です。 エイリアスは、次の構文に従って定義する必要があります。ここで clustername と databasename は、既存のエンティティと有効なエンティティです。
構文
alias
database DatabaseAliasName =
cluster("https://clustername.kusto.windows.net").database("DatabaseName")
これは、複数の Eventhouse を使用しているが、より少ない Eventhouse で作業しているかのように表示したい場合に便利です。 エイリアスは、次の構文に従って定義する必要があります。ここで、 Eventhouse と databasename は既存の有効なエンティティです。
構文
alias
database DatabaseAliasName =
cluster("serviceURL").database("DatabaseName")
構文規則について詳しく知る。
パラメーター
件名 | タイプ | Required | 説明 |
---|---|---|---|
DatabaseAliasName | string |
✔️ | 既存の名前または新しいデータベース エイリアス名。 名前は角かっこでエスケープできます。 たとえば、["スペースを含む名前")。 |
DatabaseName | string |
✔️ | エイリアスを指定するデータベースの名前。 |
Note
マップされたクラスター URI とマップされたデータベース名は、double-quotes(") または単一引用符 (') 内に含まれている必要があります。
Note
マップされた Eventhouse-uri とマップされたデータベース名は、double-quotes(") または単一引用符 (') 内に含まれている必要があります。
例
help クラスターには、StormEvents
テーブルを持つSamples
データベースがあります。
まず、そのテーブル内のレコードの数をカウントします。
StormEvents
| count
出力
カウント |
---|
59066 |
次に、 Samples
データベースにエイリアスを指定し、その名前を使用して、 StormEvents
テーブルのレコード数を確認します。
alias database samplesAlias = cluster("https://help.kusto.windows.net").database("Samples");
database("samplesAlias").StormEvents | count
出力
カウント |
---|
59066 |
角かっこ構文を使用して、スペースを含むエイリアス名を作成します。
alias database ["Samples Database Alias"] = cluster("https://help.kusto.windows.net").database("Samples");
database("Samples Database Alias").StormEvents | count
出力
カウント |
---|
59066 |