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チュートリアル: Well Delivery DDMS API を使用してウェル データ レコードを操作する

Postman で Well Delivery Domain Data Management Services (DDMS) API を使用して、Azure Data Manager for Energy インスタンスのウェル データを操作します。

このチュートリアルでは、次の作業を行う方法について説明します。

  • Well Delivery DDMS コレクションを使用するように Postman を設定する。
  • Well Delivery DDMS 環境を使用するように Postman を設定する。
  • Postman 経由で要求を送信する。
  • 承認トークンを生成する。
  • Well Delivery DDMS API を使用して、ウェル データ レコードを操作する。

DDMS の詳細については、DDMS の概念を参照してください。

前提条件

Azure Data Manager for Energy インスタンスの詳細を取得する

最初の手順は、Azure portalAzure Data Manager for Energy インスタンスから次の情報を取得することです。

パラメーター
CLIENT_ID アプリケーション (クライアント) ID 00001111-aaaa-2222-bbbb-3333cccc4444
CLIENT_SECRET クライアント シークレット _fl******************
TENANT_ID ディレクトリ (テナント) ID 72f988bf-86f1-41af-91ab-xxxxxxxxxxxx
SCOPE アプリケーション (クライアント) ID 00001111-aaaa-2222-bbbb-3333cccc4444
base_uri URI <instance>.energy.azure.com
data-partition-id データ パーティション <instance>-<data-partition-name>

この情報は、チュートリアルの後半で使用します。

Postman の設定

  1. Postman デスクトップ アプリをダウンロードしてインストールします。

  2. Postman で次のファイルをインポートします。

    ファイルをインポートするには:

    1. コレクションと環境ファイル内のデータをコピーして、コンピューター上に 2 つの JSON ファイルを作成します。

    2. Postman で、[インポート]>[ファイル]>[ファイルの選択] の順に選択し、コンピューター上の 2 つの JSON ファイルを選びます。

    3. Postman の [エンティティのインポート] で、[インポート] を選択します。

      コレクションと環境ファイルのインポートを示すスクリーンショット。

  3. Postman 環境で、Azure Data Manager for Energy インスタンスからの情報を使用して [現在の値] を更新します。

    1. Postman の左側のメニューで、[環境] を選択し、[WellDelivery 環境] を選びます。

    2. [現在の値] 列に、このチュートリアルの「Azure Data Manager for Energy インスタンスの詳細を取得する」セクションの表の情報を入力します。

    Well Delivery DDMS 環境で現在の値を入力する場所を示すスクリーンショット。

Postman 要求を送信する

Well Delivery DDMS の Postman コレクションには、Azure Data Manager for Energy インスタンス内のウェル、ウェルボア、ウェル ログ、ウェル軌道に関するデータを操作するために使用できる要求が含まれています。

Postman 要求を送信する方法の例については、Wellbore DDMS チュートリアルを参照してください。

API のトークンを生成する

Well Delivery DDMS API の操作に使用できるトークンを生成します。

  1. Postman で次の cURL コマンドをインポートして、ベアラー トークンを生成します。 Azure Data Manager for Energy インスタンスの値を使用します。

     curl --location --request POST 'https://login.microsoftonline.com/{{TENANT_ID}}/oauth2/v2.0/token' \
         --header 'Content-Type: application/x-www-form-urlencoded' \
         --data-urlencode 'grant_type=client_credentials' \
         --data-urlencode 'client_id={{CLIENT_ID}}' \
         --data-urlencode 'client_secret={{CLIENT_SECRET}}' \
         --data-urlencode 'scope={{SCOPE}}'  
    

    Well Delivery DDMS トークン内の cURL コードのスクリーンショット。

  2. トークン出力を使用して、Well Delivery DDMS 環境で access_token を更新します。 その後、他の API 呼び出しで、ベアラー トークンを承認の種類として使用できます。

Well Delivery DDMS API を使用してウェル データ レコードを操作する

次の Well Delivery DDMS API に記載されている Postman 要求の正常な完了は、Azure Data Manager for Energy インスタンス内のウェル レコードの取り込みと取得が成功したことを示します。

ウェル レコードを作成する

Azure Data Manager for Energy インスタンスにウェル レコードを作成します。

API: UC1>entity_create well

メソッド: PUT

ウェル レコードを作成する API を示すスクリーンショット。

ウェルボア レコードを作成する

Azure Data Manager for Energy インスタンスにウェルボア レコードを作成します。

API: UC1>entity_create wellbore

メソッド: PUT

ウェルボア レコードを作成する API を示すスクリーンショット。

ウェル バージョンを取得する

特定のウェル ID に基づいてウェル レコードを取得します。

API: UC1>entity_create well Copy

メソッド: GET

特定のウェル ID に基づいてウェル レコードを取得する API を示すスクリーンショット。

アクティビティ計画を作成する

アクティビティ計画を作成します。

API: UC1>entity_create activityplan

メソッド: PUT

アクティビティ計画を作成する API を示すスクリーンショット。

ウェル ID でアクティビティ計画を取得する

特定のウェル ID のアクティビティ計画オブジェクトを取得します。

API: UC2>activity_plans_by_well

メソッド: GET

ウェル ID でアクティビティ計画を取得する API のスクリーンショット。

ウェルボア レコードを削除する

Well Delivery DDMS API を使用して、Azure Data Manager for Energy インスタンスのウェルボア レコードを削除できます。 次のスクリーンショットは、例を示しています。

API を使用してウェルボア レコードを削除する方法を示すスクリーンショット。

ウェル レコードを削除する

Well Delivery DDMS API を使用して、Azure Data Manager for Energy インスタンスのウェル レコードを削除できます。 次のスクリーンショットは、例を示しています。

API を使用してウェル レコードを削除する方法を示すスクリーンショット。

次のステップ

次のチュートリアルに進み、Wellbore DDMS API を使用してウェル データを操作する方法を学習します。