仮想ネットワークをピアリングする
この記事では、Azure Databricks 仮想ネットワーク (VNet) と Azure VNet をピアリングする方法について説明します。
仮想ネットワーク (VNet) ピアリングの概要
Azure Databricks の既定のデプロイは、Azure のフル マネージド サービスです。 クラシック コンピューティング プレーン リソースは、マネージド Azure Databricks 仮想ネットワーク (VNet) にデプロイされます。 また、Azure Databricks を Azure 仮想ネットワークにデプロイすることも選択できます (VNet インジェクションとも呼ばれます)。「Azure 仮想ネットワークへの Azure Databricks のデプロイ (VNet インジェクション)」 を参照してください。
VNet ピアリングでは、Azure Databricks ワークスペースが実行されている仮想ネットワークを、別の Azure 仮想ネットワークとピアリングすることが可能です。 Azure VNet ピアリングの概要については、「Microsoft Azure 仮想ネットワーク ピアリング」を参照してください。
マネージド Azure Databricks VNet を別の Azure VNet とピアリングすることも、独自の (VNet インジェクションされたワークスペースにある) Azure VNet を、別の Azure VNet とピアリングすることもできます。
ピアリングされた仮想ネットワーク内にある仮想マシン間のトラフィックは、パブリック インターネットを使用せずに、常に Azure ネットワーク バックボーンを経由します。
Azure Databricks 仮想ネットワークを別の Azure 仮想ネットワークにピアリングする
- Azure portal で、Azure Databricks ワークスペース サービスを見つけます。
- サイドバーの [設定] セクションで、[仮想ネットワーク ピアリング] をクリックします。
- [+ ピアリングの 追加] をクリックします。
- 名前を入力してください。
- リモート仮想ネットワークについてわかっている情報に応じて、次のいずれかの操作を行います。
- リモート仮想ネットワークのリソース ID がわかっている場合:
- [リソース ID を知っている] チェックボックスをオンにします。
- [リソース ID] テキスト ボックスに、リモート仮想ネットワークのリソース ID を貼り付けます。
- リモート仮想ネットワークの名前がわかっている場合:
- [サブスクリプション] ドロップダウンで、サブスクリプションを選択します。
- [仮想ネットワーク] ドロップダウンで、リモート仮想ネットワークを選択します。
- リモート仮想ネットワークのリソース ID がわかっている場合:
- リモート仮想ネットワークの構成を指定します。 構成フィールドの詳細については、「ピアリングの作成」を参照してください。
- [追加] をクリックします。
ピアリングがデプロイされ接続されていることを確認するには、Azure portal で Azure Databricks ワークスペース リソースにアクセスし、[仮想ネットワーク ピアリング] を選択して、ピアリングの状態が [接続済み] になっていることを確認します。
独自の仮想ネットワークを別の Azure 仮想ネットワークにピアリングする
Azure Databricks は、Azure 仮想ネットワークにデプロイ (VNet インジェクション) することができます。 VNet インジェクションが行なわれたワークスペースで VNet ピアリングを設定するには、Azure Databricks がデプロイされている仮想ネットワークでピアリングを構成します。 「仮想ネットワーク ピアリングを作成、変更、削除する」を参照してください。
オンプレミス ネットワークを Azure 仮想ネットワークに接続する
オンプレミス ネットワークを Azure VNet に接続するには、ExpressRoute を使用した Azure へのオンプレミス ネットワークの接続に関するページの手順に従います。
オンプレミス ネットワークから Azure VNet へのサイト間 VPN ゲートウェイ接続を作成するには、Azure portal でのサイト間接続の作成に関するページの手順に従います。