テーブルのデータ プロファイルにアクセスする
Azure Data Explorer Web UI のデータ プロファイル機能を使用すると、テーブル内のデータに関する分析情報をすばやく取得できます。 これは、指定された datetime
フィールドに従ったデータ分布を示すタイム チャートを特徴とし、重要な関連統計とともに表の各列を表示します。 この記事では、テーブルのデータ プロファイルにアクセスして理解する方法について説明します。
前提条件
- Microsoft アカウントまたは Microsoft Entra ユーザー ID。 Azure サブスクリプションは不要です。
- Azure Data Explorer の Web UI にサインインします。
データ プロファイルを開く
テーブルのデータ プロファイル ビューを開くには:
左側のメニューから Query を選択します。
目的のテーブルを右クリックし、 Data プロファイルを選択します:
選択したテーブル ビューのデータ プロファイルがサイド ウィンドウで開きます。
Note
データ プロファイルは、ホット キャッシュからのデータに基づいています。
データを時間の範囲でフィルター
データ プロファイルに表示されるデータをインジェスト時間でフィルター処理するには、プロファイルの上部にあるタブのいずれかを選択します。 これらのタブを使用すると、1 日 (1d
)、1 週間 (7d
)、1 か月 (30d
)、1 年 (365d
) またはデータの完全な時間範囲 (max
) でフィルター処理できます。
他 datetime
の列によるデータ分散の表示
既定では、時間グラフにはインジェスト時間別のデータ分布が表示されます。 別 datetime
の列で分布を表示するには、グラフの右上にあるドロップダウン タブを選択します。
列とその上位の値を表示する
プロファイル内のテーブル スキーマを参照する場合は、列を確認するか、特定の列を検索します。 次のように、列を選択して、データ型に応じて上位の値、値の分布、およびサンプル値を表示することもできます。
Type | 統計 | 選択時 |
---|---|---|
string | 一意の値の数 | 上位 10 個の値 |
numeric | 最小値および最大値 | 上位 10 個の値 |
datetime | 日付範囲 | 上位 10 個の値 |
動的 | 特定の統計なし | ランダムサンプリング値 |
[bool] | 特定の統計なし | true と false の数 |
たとえば、次の図では、タイプ ColorName
の string
列が選択されています。