アプリケーションで通話確認プロンプトを無効にする
Azure Communication Services UI ライブラリには、通話終了の確認プロンプトを無効にするオプションが用意されています。既定では、UI ライブラリには、ユーザーに通話の終了を確認するように求めるプロンプトが表示されます。よくあるカスタマイズの 1 つに、ユーザーが通話を終了することを決定したときに通話終了の確認プロンプトを無効にするなど、ユーザー エクスペリエンスの合理化が含まれる場合があります。 この調整により、通話終了プロセスをより迅速に行い、即時の動作に慣れたユーザーが感じる抵抗を軽減できます。
この記事では、通話終了の確認プロンプトを無効にする方法について説明します。
前提条件
- アクティブなサブスクリプションが含まれる Azure アカウント。 無料でアカウントを作成できます。
- デプロイ済みの Communication Services リソース。 Communication Services リソースを作成します。
- 通話クライアントを有効にするためのユーザー アクセス トークン。 ユーザー アクセス トークンを取得します。
- 省略可能: UI ライブラリ の複合の概要に関するクイックスタートの完了。
機能を設定する
通話の終了の確認を無効にする
通話終了ボタンをクリックしたときに通話終了の確認プロンプトを無効にするには、CallCompositeCallScreenOptions
を利用して CallCompositeCallScreenControlBarOptions
を構成します。 CallCompositeLeaveCallConfirmationMode.ALWAYS_DISABLED
をコンストラクター パラメーターとして設定します。 既定では、UI ライブラリは CallCompositeLeaveCallConfirmationMode.ALWAYS_ENABLED
を採用します。
通話の終了の確認を無効にする
通話終了ボタンをクリックしてトリガーされる通話終了の確認プロンプトを無効にするには、CallScreenOptions
クラスを使用して CallScreenControlBarOptions
を構成します。 LeaveCallConfirmationMode
パラメーターを alwaysDisabled
に設定します。 既定では、UI ライブラリは LeaveCallConfirmationMode
を alwaysEnabled
として有効にします。
let callCompositeOptions = CallCompositeOptions(
callScreenOptions: CallScreenOptions(
controlBarOptions: CallScreenControlBarOptions(
leaveCallConfirmationMode: LeaveCallConfirmationMode.alwaysDisabled
)
)
)
let callComposite = CallComposite(withOptions: callCompositeOptions)
この設定により、通話終了ボタンがクリックされたときの通話終了の確認プロンプトが無効になります。