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21Vianet が運用する Microsoft Azure でボットを構成する

  • [アーティクル]

このガイドは、21Vianet が運用する Microsoft Azure プラットフォームに Bot Framework ボットと Azure AI Bot Service ボットを Microsoft Azure のお客様がデプロイするのに役立ちます。

前提条件

  • Microsoft Azure のアカウント。
  • 構成する C# または JavaScript ボット プロジェクト。
  • Bot Framework SDK バージョン 4.14 以降。

クラウド アダプターを使用する

ボットがクラウド アダプター、またはクラウド アダプターから派生したアダプターを使用していることを確認します。 クラウド アダプターを使用すると、Microsoft Azure Cloud に固有の設定を指定できます。

ConfigurationBotFrameworkAuthentication クラスは、ボット構成ファイルから認証設定を読み取ります。 クラウド アダプターでは、作成時にこれらの認証設定を利用します。

Startup.cs ファイル内の ConfigureServices メソッドにこの行が含まれていることを確認します。

services.AddSingleton<BotFrameworkAuthentication, ConfigurationBotFrameworkAuthentication>();

UserAssignedMSI/SingleTenant ボットの構成

Microsoft Azure Cloud でボットが正しく機能するようにするには、追加の認証設定が必要です。 「App-Tenant-ID」をボットのテナント ID に置き換えます。

appsettings.json ファイルに次の設定を追加します。

"OAuthUrl": "https://token.botframework.azure.cn/", 
"ToChannelFromBotLoginUrl": "https://login.partner.microsoftonline.cn/<App-Tenant-ID>",
"ToChannelFromBotOAuthScope": "https://api.botframework.azure.cn",
"ToBotFromChannelTokenIssuer": "https://api.botframework.azure.cn",
"ToBotFromChannelOpenIdMetadataUrl": "https://login.botframework.azure.cn/v1/.well-known/openidconfiguration",
"ToBotFromEmulatorOpenIdMetadataUrl": "https://login.partner.microsoftonline.cn/a55a4d5b-9241-49b1-b4ff-befa8db00269/v2.0/.well-known/openid-configuration",
"ValidateAuthority": true

MultiTenant ボットの構成

マルチテナント ボットの場合は次の設定を使用します。

appsettings.json ファイルに次の設定を追加します。

"OAuthUrl": "https://token.botframework.azure.cn/", 
"ToChannelFromBotLoginUrl": "https://login.partner.microsoftonline.cn/microsoftservices.partner.onmschina.cn",
"ToChannelFromBotOAuthScope": "https://api.botframework.azure.cn",
"ToBotFromChannelTokenIssuer": "https://api.botframework.azure.cn",
"ToBotFromChannelOpenIdMetadataUrl": "https://login.botframework.azure.cn/v1/.well-known/openidconfiguration",
"ToBotFromEmulatorOpenIdMetadataUrl": "https://login.partner.microsoftonline.cn/a55a4d5b-9241-49b1-b4ff-befa8db00269/v2.0/.well-known/openid-configuration",
"ValidateAuthority": true

ボットにユーザー認証を追加する

ボットは、Microsoft Entra ID やその他の多くの OAuth プロバイダーなどさまざまな ID プロバイダーを使用して、ユーザーに代わってリソースにアクセスできます。

Microsoft Azure クラウドでは、他の環境で使用されるものとは異なるリダイレクト URL を使用します。 認証用にボットを構成するには、OAuth リダイレクト URL として https://token.botframework.azure.cn/.auth/web/redirect を使用し、ボットに認証を追加する方法の手順に従います。

1 つまたは複数のチャネルで実行するようにボットを構成する

チャネルに接続するようにボットを構成するには、次の手順を完了します。

  1. Azure portal にサインインします。
  2. 構成するボットを選択します。
  3. 左側のウィンドウで [設定] の下にある、[チャネル] を選択します。
  4. 右側のウィンドウで、ボットに追加するチャネルのアイコンを選択します。 すべての利用可能なチャネルの一覧を表示するには、下にスクロールする必要がある場合があります。 接続手順はチャンネルごとに異なります。 サポートされているチャネルの詳細については、関連記事を参照してください。
チャネル 説明
Direct Line ボットをモバイル アプリ、Web ページ、またはその他のアプリケーションに統合します。
Microsoft Teams Microsoft Teams でユーザーと通信するようにボットを構成します。
Web チャット Bot Framework Service を使用してボットを作成するときに自動的に構成されます。

次のステップ

これらの手順では、ボットが正常に動作するように構成する必要があります。 Bot Service に関するその他の有用な参照情報。