クイックスタート: オープンソースの Redis キャッシュを作成する
Azure Cache for Redis は、Azure 内でフル マネージド型のオープンソース Redis を提供します。 Azure Cache for Redis インスタンスは、任意のレベル (Basic、Standard、または Premium) とサイズで始めることができ、アプリケーションのパフォーマンスのニーズに合わせてスケーリングできます。 このクイックスタートでは、Azure portal を使用して新しい Azure Cache for Redis を作成する方法を示します。
前提条件
開始する前に、Azure サブスクリプションが必要です。 アカウントがない場合は、最初に無料アカウントを作成してください。
キャッシュの作成
キャッシュを作成するには、Azure portal にサインインします。 ポータルのメニューで、[リソースの作成] を選択します。
[作業の開始] ペインの検索バーに「Azure Cache for Redis」と入力します。 検索結果で、Azure Cache for Redis を見つけた後、[作成] を選択します。
[新しい Redis Cache] ペインの [基本] タブで、以下のキャッシュの設定を構成します。
設定 アクション 説明 サブスクリプション Azure サブスクリプションを選択します。 Azure Cache for Redis の新しいインスタンスの作成に使用するサブスクリプション。 リソース グループ リソース グループを選択するか、 [新規作成] を選択し、新しいリソース グループの名前を入力します。 その中にキャッシュやその他のリソースを作成するリソース グループの名前。 すべてのアプリ リソースを 1 つのリソース グループに配置することで、それらをまとめて簡単に管理または削除できます。 DNS 名 一意の名前を入力します。 キャッシュ名は、数字、英字、ハイフンのみを含む 1 から 63 文字の文字列とする必要があります。 名前の先頭と末尾には数字または文字を使用する必要があり、連続するハイフンを含めることはできません。 キャッシュ インスタンスの "ホスト名" は \<DNS name>.redis.cache.windows.net
です。場所 場所を選択します。 キャッシュを使用する他のサービスに近い Azure リージョン。 キャッシュ SKU SKU を選択します。 この SKU によって、このキャッシュで利用できるサイズ、パフォーマンス、機能のパラメーターが決まります。 詳細については、Azure Cache for Redis の概要に関するページを参照してください。 キャッシュ サイズ キャッシュ サイズを選択します。 詳細については、Azure Cache for Redis の概要に関するページを参照してください。 [ネットワーク] タブを選択するか、[次へ: ネットワーク] を選択します。
[ネットワーク] タブで、キャッシュで使用する接続方法を選択します。
[詳細] タブを選択するか、[次へ: 詳細] を選択します。
[詳細] ペインで、以下の情報に基づいて認証方法を確認または選択します。
- 既定では、新しい Basic、Standard、または Premium キャッシュでは、Microsoft Entra 認証が有効になり、アクセス キー認証が無効になります。
- Basic または Standard キャッシュの場合は、非 TLS ポートを選択できます。
- Standard および Premium キャッシュの場合は、可用性ゾーンを有効にすることを選択できます。 キャッシュの作成後に可用性ゾーンを無効にすることはできません。
- Premium キャッシュを利用する場合は、非 TLS ポート、クラスタリング、マネージド ID、データ永続化の設定を構成します。
重要
最適なセキュリティを確保するため、可能であれば、キャッシュに対する要求を認可するのに Microsoft Entra ID とマネージド ID を使用することをお勧めします。 Microsoft Entra ID とマネージド ID を使用した認可は、共有アクセス キー認可よりも優れたセキュリティと使いやすさを備えています。 キャッシュでマネージド ID を使用する方法の詳細については、「キャッシュ認証での Microsoft Entra ID の使用」を参照してください。
(省略可能) [タグ] タブを選択するか、[次へ: タグ] を選択します。
(省略可能) キャッシュ リソースを分類したい場合は、[タグ] タブで、タグの名前と値を入力します。
[確認および作成] ボタンを選択します。
[確認および作成] タブでは、Azure が構成を自動的に検証します。
緑色の検証に成功のメッセージが表示された後、 [作成] を選択します。
新しいキャッシュのデプロイは数分で完了します。 デプロイの進行状況は、Azure Cache for Redis の [概要] ペインで監視できます。 [状態] に [実行中] と表示されると、キャッシュの使用の準備が完了しています。
次のステップ
このクイックスタートでは、Azure Cache for Redis のインスタンスを作成する方法について学習しました。