確かにその通りだと思います。
どこかで確認が抜けているものと思われますので、再確認いたします。
このブラウザーはサポートされなくなりました。
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動作環境:Active Directory:Windows Server 2016で稼働
Active Directoryでファイルサーバーを稼働させています。ユーザーはデータに共有ファイルとしてアクセスしています。
その際すべてのユーザーに対してファイルを「削除させない」ようにできないかと考えています(管理者は削除可能にします)
ファイル、フォルダが持っている、または与えられる権限に依存せず、それは維持したままで、追加の設定で「削除させない」という権限を与えたいと考えています。
または別の方法でも良いので削除できなくさせたいです。
一旦、全てのグループ、ユーザーが所属するグループを作成し、そのグループに対して「削除 拒否」の権限を付与してみましたが削除できてしまいます。
良いアイディアがあればご教授いただけますと助かります。
**モデレーター注**
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確かにその通りだと思います。
どこかで確認が抜けているものと思われますので、再確認いたします。
一連の動作の原因が分かりましたので記載いたします。
原因は「ACEの優先度」でした。
再度検証しましたので、その内容を記載します。
継承:全てのフォルダでONの状態
・「共有フォルダA」があり、中に「フォルダB」があります。
・「フォルダB」の中に「ファイル1」があります。
・「共有フォルダA」に「ユーザー1」に対して権限が与えられています。権限は以下のとおりです
「ユーザー1」:読み取り、読み取りと実行、フォルダーの内容の一覧表示、変更、書き込み
※「変更」をつけると削除可能になります
※継承の設定は「このフォルダー、サブフォルーおよびファイル」となっています
↑ここまでの設定では「ユーザー1」で「ファイル1」は削除できます
次に
・「削除制限グループ」を作成し「ユーザー1」を参加させます
・「共有フォルダA」に「削除制限グループ」の権限をつけます。
「削除制限グループ」:高度なアクセス許可にて「削除」「サブフォルダーとファイルの削除」を「拒否」にします
↑ここまでの設定では「ユーザー1」で「ファイル1」を削除できなくなりました。
次に
・「共有フォルダA」の「ユーザー1」の権限を削除し、「フォルダB」に「ユーザー1」の権限をつけます。権限は上記記載と同じです
↑すると「ユーザー1」で「ファイル1」は削除できるようになります。
調べますとアクティブディレクトリの「ACEの優先度」では、「拒否」よりも操作したファイル、フォルダに近い権限のほうが優先度が高くなるらしいです。
つまり「共有フォルダA」より「フォルダB」のほうが「ファイル1」の保存位置に近いフォルダなので、そこで設定されている権限が優先される、ということのようです。
おそらくこれを乗り越える方法は無いと考えています。
「NTFS」では拒否が強いらしいですが、Active Directoryでは変わっているとのことでした。
大変お騒がせしました。
最終的に「icacls」コマンドを使用して、全てのフォルダとファイルに拒否を指定して対応しました。
一応、専用のグループを作成して設定し、後から一括で削除可能にしました。