WPGPバランスゲーム、Marketplaceで公開開始 (XAPファイルつき)
マイクロソフトの田中達彦です。
「Windows Phone ゲーム プログラミング」の第5章で作成するバランスゲームを、Marketplaceで公開しました。
このゲームは、Windows Phoneの筐体を動かすことによって画面上のボールを動かし、60秒の間に虫をやっつけていくというゲームです。
書籍編は、書籍で作り方を説明しているゲームです。
進化編は、書籍で作成したゲームをもとに、少し機能を追加したゲームです。
進化編では、同じ色の虫を3匹連続でやっつけると黄色い虫が出現し、黄色い虫をやっつけると制限時間が10秒延びます。
[入手方法]
Windows Phoneをお持ちの方は、Marketplaceの検索で「wpgp」と入力してください。「田中」での検索でも見つかります。
Windows Phoneをお持ちでない方は、エミュレーターによって試すことができます。
エミュレーターの入手方法とインストール方法は、下記の記事をご参照ください。
https://blogs.msdn.com/b/ttanaka/archive/2011/09/09/windows-phone-7-5-marketplace.aspx
エミュレーターには、筐体の傾きを再現する加速度計の機能がついています。
エミュレーターを起動し、右上に表示されるツールバーの >> ボタンをクリックすると、[その他のツール]が表示されます。
[加速度計]タブをクリックし(デフォルトは加速度計です)、左下に表示されている向きを[横置き]に変更します。
あとは、画面中央に表示されている赤い丸を動かして、筐体を傾けます。
エミュレーターで動かすためのXAPファイルは、この記事に添付しています。
[注意事項]
Marketplaceで公開しているゲームは、SilverlightとXNAのハイブリッド プロジェクトで作成したため、筐体を向こう側に傾けすぎると画面の天地が逆になってしまいます。
書籍で作成しているバランスゲームはXNAのプロジェクトを使用しているため、画面を向こう側に大きく傾けても画面の天地が逆になることはありません。
ハイブリッド プロジェクトで天地が逆にならない方法が分かれば、ブログで紹介する予定です。
マイクロソフト
田中達彦