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Office 2010 では読み上げ機能の対応言語が増加

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こんにちは。Office Global Experience Platform (GXP) のプログラム マネージャーを務めている Kate Kelly です。Office 2010 で GXP が特に重視したのは、複数の言語を使用するユーザーの皆様のための機能です。言語設定をアップデートし、Word、Outlook、PowerPoint、OneNote に翻訳ツールを追加したことなどはその一例です。

Office 2010 で私たちが用意した新しい機能の 1 つは、その場で翻訳を行うミニ翻訳ツール (英語)です。ミニ翻訳ツールでは、対象テキストをポイントするだけで、1 つの単語や複数の段落を翻訳することができます。ミニ翻訳ツールには、Microsoft の TTS (Text-to-Speech) エンジンを使用して翻訳テキストを読み上げる機能も含まれています。

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クイック アクセス ツールバー (英語)と "リボンのユーザー設定" のオプション (英語)にも読み上げ機能を用意しています。TTS をよく使用するユーザーは、このどちらかに [読み上げ] ボタンを追加しておけば、マウスやキーボード ショートカットを使って読み上げ機能をいつでもすばやく呼び出せます。

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お客様からのフィードバックで私たちが注目したのは、読み上げ機能の言語を増やせないかというご要望でした。このご要望を実現するために、私たちは Microsoft Speech Technologies (英語) チームを作りました。6 月に公開が予定されている Office 2010 の RTM 版では、 Microsoft ダウンロード センターから Speech Platform (英語) と追加の TTS エンジン (英語)をダウンロードしてご利用いただけます。

読み上げ機能は、選択されたテキストの言語を認識し、その TTS 言語が組み込みの Windows TTS エンジン、サードパーティ製エンジン、またはダウンロード センターから入手した TTS エンジンの中にあるかどうかを確認します。

たとえば、私は英語の TTS エンジンをインストールしていますが、中国語の TTS エンジンは持っていません。私が中国語のテキストをポイントしたときは、[読み上げ] ボタンは有効になりません。しかし、英語のテキストをポイントすると、[読み上げ] ボタンが有効になります。

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読み上げ機能は、多言語を使用するユーザーにとって便利なだけでなく、Office のアクセシビリティ機能を強化することにも大きく貢献しています。Office 2010 に組み込まれているその他のアクセシビリティ機能については、Larry の投稿 (英語)をお読みください。

読み上げ機能の使い方については、Office.com の記事「Using the Speak feature with Multilingual TTS (英語)」をお読みください。

TTS 言語の重複に関する注意 : サードパーティ製の TTS エンジンが既にコンピューターにインストールされている場合、読み上げ機能は、ダウンロード センターからインストールできる Microsoft の TTS エンジンではなく、サードパーティ製の TTS エンジンを使用します。たとえば、私がサードパーティ製のドイツ語の TTS エンジンを持っていて、さらにドイツ語の Microsoft TTS エンジンをダウンロード センターからインストールした場合は、必ずサードパーティ製の TTS エンジンが使用されます。サードパーティ製の TTS エンジンをアンインストールすれば、読み上げ機能がダウンロード センターからの TTS エンジンを使用するようになります。新しい TTS エンジンをダウンロード センターからダウンロードすれば常に最大限の読み上げ性能を確保できますが、組み込みまたはサードパーティ製のエンジンとの相互運用性は犠牲にしていません。

この新機能はきっと皆様に歓迎していただけるものと思っています。ご意見や、この機能を自分ならこう使用するというアイデアがありましたら、ぜひコメントをお寄せください。

Kate Kelly (Microsoft Office プログラム マネージャー)

投稿日: 2010 年 4 月 14 日 (水曜日) 午前 2:43 投稿者: OffTeam

キーワード: グローバル (英語)、多言語対応 (英語)、アクセシビリティ (英語)

これはローカライズされたブログ投稿です。原文の記事は、https://blogs.technet.com/office2010/archive/2010/04/14/hear-in-your-language-in-office-2010.aspx をご覧ください。