Imagine Cup 2013 世界大会 レポート #5 その他
ロシア・サンクトペテルブルグにて開催された、マイクロソフトが主催する学生のためのITコンテスト『Imagine Cup(イマジン カップ)』。現地7月11日に表彰式が行なわれ、Imagine Cupのすべてのスケジュールが終了しました。ImagineCupのメインイベントはコンペティションですが、会期中はコンペティション以外にも、スキルアップのため知識を学んだり、世界の学生と交流するチャンスが参加した学生には数多く用意されています。
●ラーニングセッション
ImagineCupには審査員やマイクロソフトで技術開発に携わっている社員など、様々な分野のトップクラスが参加しています。ラーニングセッションは、そんな彼らの知識や考えが学べる講義として用意されているイベントです。
講義の内容は『Windows8.1についての最新情報』といった技術系から、『ビジネスプランの立て方』など起業に向けたものなど。参加は自由なので、学生やメンターたちは自分たちの興味のある講義を選んで受けることができます。
ラーニングセッションの紹介ページ。今年は15もの講義が用意されていました。
またラーニングセッションとは別に、Women's Innovation Dinnerも開催。ゲストにマイクロソフトのプラットフォームを中心としたITサービスのコンサルティングを行なっているAvanadeのゼネラルマネージャーPamela Maynard氏と、IT関連企業への投資を行なうNGO“Civil Corps”のDina Zharova-Berbner氏が登壇。女性として、それぞれのキャリアで直面した障害や、ビジネスでのネットワークの重要性などが語られました。
女性目線での起業やビジネスについてのアドバイスは、女性だけでなく男性にも十分ためになります。
●カルチャーデイ
開催地の文化に触れたり、学生同士の交流を深めるために用意されているのが、カルチャーデイです。今年は、ロシアの伝統文化が体験できる『Shuvalovka Russian Village』とロシア皇帝の離宮として使われ、今は博物館となっている『ペテルゴフ宮殿』の観光が行なわれました。
Shuvalovka Russian Villageではロシア民謡でお出迎え。コサックダンスも披露していました。
体験コーナーも用意されており、ファイナリストたちもそれぞれ興味のあるブースで参加。
フランスのベルサイユ宮殿を超える豪華さを目指してつくられたペテルゴフ宮殿。
●大会会場・パーティー
大会会場でもファイナリストたちがImagine Cupを楽しめるように、多くのサービスや工夫が成されています。また最終日にはパーティーも開催。すべてのイベントが終了したこともあり、学生やメンターだけでなく、審査員や大会関係者、マイクロソフトスタッフみながリラックスして交流を深めていました。
Windows8.1を搭載したタブレットと3Dプリンターを展示。8.1の新機能に触れられるのもマイクロソフトのイベントならでは。
インターネットカフェとして、自由に使えるWindows8マシンを設置。会場内には専用のWi-Fiスポットも用意されていました。
Xbox360とKinectのゲームコーナーもあり空き時間に遊ぶことができます。
メインロビーにはリラックスできるスペースも。コンペティション中はここでミーティングするチームを数多く見かけました。
リフレッシュ用に卓球台も設置。プレゼン終了後すぐに卓球台に飛びついているチームあったほど人気スペースに。
大会終了後のパーティーの様子。大会や表彰式の会場といい、マイクロソフト・ロシアの今大会への力の要れ具合は、いままでの大会に勝るとも劣らないほどです。
食事だけでなくライブやカラオケも用意されていて、白夜シーズンで夜中まで明るい中、遅くまで参加者皆で楽しんでいました。
次回2014年大会はマイクロソフトの本拠地シアトルで行なわれます。次のImagine Cupがどのような大会となるのか注目です。
■Imagine Cup 2013 世界大会レポート
ImagineCup 2013 世界大会 レポート #1 初日
ImagineCup 2013 世界大会 レポート #2 プレゼン審査
ImagineCup 2013 世界大会 レポート #3 他国チーム
ImagineCup 2013 世界大会 レポート #4 表彰式
ImagineCup 2013 世界大会 レポート #5 その他
■関連サイト
Imagine Cup
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