共用方式為


2 月の HCK QFE における System - Sleep and PNP (disable and enable) with IO Before and After テストの変更点

2014 年 2 月にリリースされた Windows 8.1 用 Windows ハードウェア認定キット (Windows HCK for Windows 8.1) 向け QFE 006 では、「System – Sleep and PNP (disable and enable) with IO Before and After」テストが以下のように変わります。

- さらに、Errata 4706 の施行により、MUTT デバイスの接続が不要になります。

  • テストの実行時間が 1/4 に短縮されます。

今回の変更は、Windows HCK for Windows 8.1 のリリース後に寄せられた、同テストに対するフィードバックへの対応措置となります。

 

既存の Errata フィルター

テストの複雑性が解消されたことに伴い、同テストに対する既存の Errata の有効期限が 2014 年 3 月 31 日になりました。具体的には以下の Errata (および、提供済みの関連する Contingency) が 2014 年 3 月 31 日に廃止されます。

  • Errata 4663 : System - Sleep and PNP (disable and enable) with IO Before and After (Certification) to be waived while investigation is underway.
  • Errata 4664 : System - Sleep and PNP (disable and enable) with IO Before and After (Certification) to be waived while investigation is underway - waiver for when logs are not generated.

 

変更点のまとめ

Driver Verifier の設定変更

Driver Verifier の設定が変更されたことにより、テスト実行時のシステム負荷が軽減されました。この変更は、QFE 003 のリリース時から発生していた問題を解決するものです。

デバイス構成要件の変更

MUTT/SuperMUTT デバイスの接続は必須ではなくなりましたが、MUTT/SuperMUTT デバイスを接続した状態でテストすることをお勧めします。MUTT デバイスが接続されていないことにより発生するエラーは、Errata 4706 により除外 (フィルタリング) されます。

 

推奨事項

  • QFE 006 の変更が適用された状態でテストを実施し、テストまたはオペレーティング システムで発生したバグのレポートを送信してください。
  • 0xC4 のバグは、テスト レポートにある WLAN ドライバーのバグは本物の問題であり、修正が必要であることを示しています。発見されたすべての 0xC4 バグ チェックについては、お客様のデバイス メーカーにお問い合わせください。これは認定の前後どちらでも構いません。デバイス メーカーには、生成された .dmp ファイルのコピーをご提供ください。このバグ チェックの調査に関するサポートが必要な場合は、driverqualitytools@microsoft.com まで英語でお問い合わせください。
  • MUTT/SuperMUTT デバイスを接続した状態でテストを実行すると、USB コントローラーや USB バス上に列挙されたその他のデバイス (Web カメラなど) におけるバグを見つけやすくなります。このため、MUTT デバイスが接続された状態でのテストを強く推奨します。MUTT を接続した状態でテストを開始し、発見された問題に対処するようにしてください。