共用方式為


Team Foundation Server をインストールしたは良いが,,,Vol.02 SQLServer 2005 Reporting Services

シェアポも無事動いたので,チームコミュニケーションもバッチリ.あとは MSF for Agile(*1)のプロセスガイダンスに従って,どんどん作業項目(Work Item)を追加していくと言う感じですね.

このあたりは,また別途ご説明するとして,その前段階のお話.

NOTE: MSF(Microsoft Solutions Framework).マイクロソフトの社内や世界中のコンサルタントチーム,グローバルサポートチームのベストプラクティスを掻き集めて,より良い開発を行うためのモデルとして公開している開発プロセスのガイドライン.MSFではAgile(アジャイル)とCMMI(Capability Maturity ModelRIntegration;能力成熟度モデル 統合)の2つのプロセスガイダンスを提供している. Team Foundation Server はこのMSFを具現化したシステムと言える(だって忙しい開発者一人一人にあんな長ったらしいガイダンスをいちいち読めってのは,ハッキリ言って酷!!)
MSF: https://msdn.microsoft.com/vstudio/teamsystem/msf/default.aspx
CMMI: https://www.sei.cmu.edu/cmmi/translations/japanese/models/

Team Foundation Server は,様々な情報を一元管理するためのリポジトリとして SQLServer 2005 を採用しています.SQLServer 2005 は,今回の Visual Studio 2005 のリリースと同時に登場したわけですが,これまでの SQLServer に比べて多くの機能が追加されており,特にデータベースエンジンの強化だけでなく,データ分析(=OLAP,BI)やレポーティング機能の強化も注目すべき点です.

もちろん TFS も,この SQLServer 2005 の機能を最大限に活用しています.じゃんじゃん追加した Work Item (例えばタスクやバグなど)をいつでも取り出して一覧表示したり,アクティブなバグと解決済みのバグをバグ曲線としてグラフに表示するなど,このプロジェクトマネージャにとって,案外面倒クサイ作業を一手に引き受けてくれるわけですね.このあたりが,これまでの VSS(Visual SourceSafe)よりも大幅にパワーアップしている点でしょうか.

と,さんざん偉そうに言っておきながら,実際にこのレポートを確認しようとしたら,次のようなエラーが表示される場合があります.

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レポートの処理中にエラーが発生しました。 (rsProcessingAborted)
データ ソース 'TfsOlapReportDS' ではユーザーの権限を借用できません。 (rsErrorImpersonatingUser)
ログオンに失敗しました。 (rsLogonFailed)
ログオン失敗: 要求された種類のログオンは、このコンピュータではユーザーに許可されていません。 (HRESULT からの例外: 0x80070569)
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またしても権限の問題ですか.簡単なのはレポートユーザ(一般的には tfsreports)に Administrator の権限を与えることで,この問題を回避できます.そうじゃなければ SQLServer の Report ページのプロパティから,新しいロールの追加 Content Manager に tfsreports ユーザを追加するという手もあります

https://<サーバ名>/Reports/
を入力してレポートページを開いて,ロールを追加してください.

これでレポートがちゃんと見れるようになりましたかね.
では,今日はこのへんで,,,