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Windows Phone 8.1 アプリ開発を始める方へ(開発編)

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この記事のURL https://aka.ms/wpdevjp 基礎編はこちら 

Windows Phone 8.1 のアプリ開発の流れ

どちらかというと、App Store に近いかもしれません。審査があります。

  1. まずは開発者登録しておきます
  2. アプリを開発します
  3. アプリをパッケージ化します
  4. Windows Phone ストアにアプリを申請します
  5. 審査を待ちます(数時間から数日)
  6. 審査を通過したらアプリが公開されます(~48時間)

UniversalWindowsApplication

開発者登録するには、費用は?

まずは開発者登録用のメールアドレスを用意します。これをMicorosoft アカウントとして登録しておきます。

こちらから開発者登録をします。アプリ登録用のダッシュボードを選ぶ画面がありますが、選択はアプリ公開の時で構いません。尚ここで登録したアカウントで Windwos ストアと Windows Phone ストアの両方にアプリを公開することができます。

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登録費用は学生は無料、個人が 1,847円 で、法人は 9,800円。更新費用は必要ないので初回の支払いのみでOKです。さらに、現在実施中の Dev Center ベネフィットプログラム(無料)に参加登録すると、上記の登録費用も無料になります(コードが発行されるので支払い時に取得したコードを入力します)

今、コード発行のメニューが確認できていません。確認中 2015/6/10

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開発者用のポータルは

こちらの Windows Phone デベロッパーセンターのダッシュボードです。

https://dev.windowsphone.com/ja-jp/dashboard

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開発環境は?

Windows Phone のアプリケーションの開発環境は Visual Studio 2013 です。OSは Windows 8.1 が必要です。Mac の場合は BootCamp もしくは Pallales といった仮想環境上でWindows 環境を構築して開発することもできます。

Visua Studio すべてのエディションで開発が可能です。以下のいずれのバージョンでも開発可能ですが、Community 2013 をお勧めします。

*ただし企業用のアプリを作る場合は、無料版を使うことはできません。

 

開発用端末について

Visual Studio に同梱のアプリを使って、Windows Phone 8.1 の端末を開発用端末と登録して登録することでデバイスを使ったデバッグや検証を行うことができます(開発者アカウントにつき3台まで)

https://msdn.microsoft.com/ja-jp/library/ff769508%28v=vs.92%29.aspx?f=255&MSPPError=-2147217396

https://msdn.microsoft.com/library/windows/apps/ff769508(v=vs.105).aspx

ただし、Visual Studio に Windows Phone 8.1 のエミュレーターが同梱されているので、通常の開発はエミュレーターでのみ開発することも可能です。実機と同じROMイメージを動作させているエミュレーターなので、(パフォーマンスを除いて)実機と同等の検証を行うことができます。例えば開発環境にタッチ画面がある場合、直接エミュレーターの画面をタッチして検証することも可能です。

 

開発で使用できる言語

Windows Phone でアプリを開発する場合、いくつかの言語から自分の好みに合わせて選択することができます。この場合、UIの言語とロジックの言語との組み合わせで選択します。

  • XAML + C# / VB / C++
  • HTML5 + JavaScript / WinJS
  • Direct X + C++ MFC

尚、Windows Phone の場合は、以下の2つのアプリケーション技術から開発することができますが、基本的には WinRTを使った開発をお勧めします。

  • WinRT(もしくは無記名)下記テンプレートの上半分
  • Windows Phone Silverlight アプリ:Windows Phone 7/8 と互換性を持ったアプリを作る場合はこちら

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アプリの認定要件は:Micorosoft の都合で落とされることは?

アプリの認定要件は全てこちらに公開されています。普通にアプリを作っていればよほどのことがない限り審査で落ちることはないでしょう。

https://msdn.microsoft.com/ja-jp/library/windows/apps/hh184843(v=vs.105).aspx

万が一審査に落ちた場合でも、アプリのどの機能が上記ページにあるどの項目に抵触したのか、というレポートが来ますので、その部分を修正して再提出すればよいでしょう。

参考)Windows ストアアプリの審査前チェック

なお、アプリの認定要件は日々変更されます。最新版は英語版ですので、万が一該当する項目が日本語版のページにないときは英語版のページを見てみるとよいでしょう。

 

有償アプリとアイテム課金について

Windows Phone ストアに有償アプリを公開することもできます。最高 48000円までの金額をつけることができます。基本的に Windows Phone ストアでは払い戻しの機能はありません。有償アプリをユーザーが購入した場合はいかなる理由があっても払い戻しはないので注意が必要です。

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収益の比率は 70%です。100円のアプリが1本売れた場合は、70円が開発者に対して収益として支払われます。尚アイテム課金等については100%の収益となります。ただしアプリの販売利益がすべての市場を合わせて $25,000 USD を超えると、以降はアプリの提供終了まで 80%の収益分配率が適用されます。

尚、アプリケーションが無料で、代わりにWebサイトで月額課金の契約が必要なアプリケーションも公開することができます。この場合は通常の無料アプリケーションとして扱われます。

アプリケーションの価格は個人で自由に設定するのではなく、あらかじめ用意された金額設定から選びます。 現在の場合最も安い設定から100円、130円、150円、200円、250円、300円、400円 〜 と設定されています。この価格は為替の変動に合わせて変更される場合があります。

 

開発のための情報サイト

基本的な情報はすべてこのサイトからたどることができます。

Windows デベロッパーセンター: https://dev.windows.com/ja-jp

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開発者のための情報サイト MSDN には開発のためのたくさんの情報があります。

https://msdn.microsoft.com/library/windows/apps/ff402535.aspx

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その他開発の際に役立つリンクはこちらにまとめて有ります。

https://aka.ms/windevlinks

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ユーザー同士のコミュニケーションは?

MSDN が提供するコミュニティがあります。

https://social.msdn.microsoft.com/Forums/windowsapps/ja-JP/home

Twitter の場合、 #wpdev_jp で開発に関する情報が、#wpjp でその他 Windows Phone に関する前半情報が交換されています。

 

Windows Phone の開発で困ったら

開発環境の作り方、エラーが出た、情報がわからない、実装方法がわからないなど、開発に関する質問があったらこちらからメールで相談することができます。ぜひお気軽にお問い合わせください。

https://aka.ms/soudan

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