Imagine Cup 出場チーム向けワークショップ レポート ~グロービス/グロービス経営大学院、ベルリッツ・ジャパン提供~
みなさんこんにちは!
日本マイクロソフトアカデミックチームです。
2017年3月12日(日)、日本マイクロソフトは、グロービス様/グロービス経営大学院様、及び、ベルリッツ・ジャパン様の2社協力のもと、Imagine Cup 2017 日本予選大会 決勝進出チームを対象にワークショップを開催いたしました。(以下グロービス様グロービス経営大学院様、及び、ベルリッツ・ジャパン様 敬称略)
本ワークショップは、世界に通用する起業マインドと、グローバルコミュニケーション力を高めていただくことで、Imagine Cup日本予選大会、そしてその後に続く 世界大会で力を発揮いただくことを目的にしたものです。
本日のブログでは、その様子をご紹介させていただきたいと思います。
#オープニング
多数の応募の中から厳しい審査を突破し決勝に進出したチームのメンバーが全国から集結し、ワークショップが始まりました。
冒頭では、Imagine Cup 日本予選大会の審査員の方々から届いたビデオメッセージをご覧いただきました!
<審査員によるビデオメッセージは以下のページでご覧いただけます>
経営コンサルタント 本荘 修二 様 500 Startups マネージングパートナー 澤山 陽平 様 マイクロソフトディベロップメント株式会社 社長 安達 理
審査員からの熱いメッセージで参加者たちの士気が高まったところで協力企業によるセッションが始まります!
#グローバルコミュニケーショントレーニング
まずはベルリッツ・ジャパンが主に海外で活躍するビジネスマンなどを対象に提供している「グローバルコミュニケーショントレーニング」をImagine Cup向けにカスタマイズしたトレーニングを実施いたしました。
講師を務めるのはTerry Shenkerさん、Patrick Ryanさん、Simone Ekleさんです。
参加者のほとんどは海外経験も少なく、3人の講師の前に少し緊張した様子。
(講師のTerryさん)
ベルリッツに提供していただいたトレーニングは英語力を伸ばすことだけには留まらず、英語によるプレゼンで審査員や投資家などの心動かすところまでを意識したトレーニングとなっていました。
プレゼン原稿の構成に関するアドバイスに始まり、アイコンタクトのポイントやジェスチャーの付け方、声の出し方まできめ細かい指導がなされます。
「あなたのプロダクトはどこがユニークなのか?」
「誰にどのような価値をもたらしたいのか?」
英語のトレーニングの枠を超え、核心に迫るような講師陣の問いかけに多少戸惑いながらも、参加者達は必死に講師の問いかけに答えて行きます。
(トレーニングの様子①)
(トレーニングの様子②)
そうしているうちに参加者たちに大きな変化が!
最初は自信なさげだった参加者が周囲に訴えかけるように、堂々とプレゼンを行えるようになっていきます!
この劇的な変化に、ワースショップ運営スタッフ一同 大変驚きました。
最年少だったこちらの参加者は英語のプレゼンは苦手だったようですが、ご覧のように自信を持ってプレゼンを行えるようになりました。
こちらの参加者は英語プレゼンを元々得意としていましたが、表現方法にさらに磨きがかかったようです。
何より参加者自身もこの短時間で、ここまで英語のプレゼンテーション能力が上達するとは思っていなかったようで、「Imagine Cupの舞台が楽しみだ!!」との声も上がっていました。
#マーケティング・経営戦略基礎ワークショップ
3時間にも及ぶ英語のトレーニングで参加者達にだいぶ疲れが見えてきましたが、午後からはグロービス/グロービス経営大学院のトレーニングです。
こちらはマーケティングの基礎としてMBAの授業で提供される「マーケティング・経営戦略基礎ワークショップ 」が行われました。
講師を勤められたのはグロービス・コーポレートソシューションチーム マネジャーの望月洋平さんです。
(講師の望月さん)
このワークショップではビジネスプランの具体性や説得力を増すための思考プロセスを徹底的に学ぶことを目指します。
内容は実際の企業の事例などを元に、自分だったらどのような戦略を立てるか考え、参加者同士で意見をぶつけ合うというMBAさながらの形式。
午前中に引き続き、普段の大学生活では体験し得ない内容となっていました。
(グループワークの様子①)
(グループワークの様子②)
講師の望月さんも見守る中、白熱した議論が行われていました。
参加者のほとんどが理工学系の学部出身ということで、慣れない分野に戸惑いもありましたが、望月さんの分かりやすい解説もあってメキメキと力をつけて行ったようです。
最後に自分たちのプロダクトを例にとり、市場分析や戦略立案を行います。
ここまで考え抜いたところでワークショップは終了です。
参加者はもちろん、端で聞いていた運営スタッフにとっても、学びの多い内容のワークショップでした。
Imagine Cupではテクノロジーだけではなく、ビジネスの要素も評価に加味されます。
特に世界大会に出場すると、上位に食い込むにはしっかりとしたビジネスモデルが必要になっているようです。
エンジニアのみのチームだと、どうしても技術の方向に偏りがちになってしまいますが、MBAの講師からビジネスの基礎を叩き込まれた経験は参加者にとって素晴らしい財産になっていくと思います。
(講師と参加者)
#終わりに
計6時間以上にも及ぶトレーニング終了し、参加者達は充実した表情で帰路についていきました。参加者達は1回りも1回りも成長し、日本予選大会の盛り上がりを彷彿させられました。
Imagine Cup 日本予選大会はいよいよ明日です!
皆さん、ぜひ学生たちの集大成を会場でご覧ください。
【イベントページ】