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将来グローバルで通用する人材になるために学生のうちに身につけておくべき3つのスキル

 こんにちは。日本マイクロソフトの中村です。

毎日暑い日が続きますが皆さまいかがお過ごしでしょうか。学生の皆さんは夏休みに入り、旅行を楽しんだり、バイトに励んだり、もしかするとインターンや短期留学をされている方もいらっしゃるかもしれませんね。マイクロソフトでは先日、とあるスーパー中学生を2日間インターンとしてお迎えしました。(その様子はこちらからご覧いただけます)

彼の名は山内奏人くん。現在中学1年生。10 歳の時に図書館で見つけたプログラミング本に興味を持ったことをきっかけに C++ を独学で学び、「中高生国際 Ruby プログラミング コンテスト 2012」15 歳以下の部で最優秀賞を受賞。将来は IT 企業を立ち上げ、社会に貢献できるシステムを開発するのが夢。そのためには日本の中だけでなく、世界中で起こっていることを幅広く学ぶことが必要と考え、中学入学を機に、英語も本格的に勉強開始。また中学では、プログラミングの楽しさや便利さを友達に紹介し、その仲間達と「It is IT」という団体を設立。

今回は、 「将来海外にも行きたい!」 という山内くんを囲んでランチをしていたときに出た小話、 「将来グローバルで通用する人材になるために学生のうちに身につけておくべき3つのスキル」 が個人的にとても納得がいったので、皆さんにも共有したいと思います。

その1 英語でのコミュニケーションスキルを身につける

言うまでもありませんが、英語でのコミュニケーションスキルは必用です。自動翻訳コミュニケーションツールなるものが世の中に出てきていますが、やはり人と人との意思疎通は文字通りの言葉だけでは通じません。逆にいうと伝えたいという思いが伝われば、その言葉が多少間違っていても通じたりします。もちろん会話する相手や状況によっては、正確な言葉で適切なスピードをもつことが求められますが、それは後々場馴れしていけば良いことだと思います。

まずは、基礎的な英語力と人に何かを伝えるスキルを身に付けることが重要なのだと思います。

ちなみに山内くんには、インターンの最後にプレゼンを披露してくれたのですが、言葉の選び方やスライドのセンスが抜群でした。誰に習ったのと聞くと、いろんな人のプレゼンを見たり、自分自身でプレゼンしたりする中で独自で学んだそうです。
また、英語については、最近Skypeで海外にいる人と会話するレッスンを始めたそうです!

その2 日本伝統の芸術や芸事を身につける

海外に行くと、自分ではそのつもりでなくても、その場にいる海外の方々にとっては日本から来た代表者として見られますし、日本について話せることが期待されます。

そこで日本のことも学べる上、役にたつのが、日本伝統の芸術や楽器を身につけることだそうです。空手や柔道のような武道でもよいですし、お琴や三味線のような芸事でもよいかもしれません。日本伝統の芸術や芸事を学ぶと、そのルーツを学んだり、日本の歴史を学んだりすることになります。もちろんテニスやサッカー、ピアノやバイオリンを極めることも価値あることですが、日本人ならではの得意技を見つけておく方が、海外でのプレゼンスを上げられそうですね。

その3 プログラミングスキルを身につける

今の世の中、どんな業界においてソフトウェアは不可欠です。日本を支える製造業はもちろんのこと、農業や建築、医療、そして芸術の世界においてもソフトウェアは必用とされており、その重要度は日に日に増しています。これは日本だけに限ったことではありません。

将来どんな国でどんな仕事としてどのような業界を目指すにしても、プログラミングスキルを学んでおいて損なことはありません。むしろお得なことだらけです。

①    プログラミングを学ぶことで、考える力や論理志向を鍛えられます。
②    プログラミングスキルを持つ人材が、国境を越えて今後ますます必要とされます。
   安倍政権においても日本の成長戦略として「プログラミング義務教育化」がかかげられました。
③    そして何よりも、プログラミングができると自分のアイデアをカタチにできて、世の中を変えることもできます!

先月末にマイクロソフト主催の、Imagine Cup 世界大会が開催されましたが、そこで最優秀賞を獲得したチームは医学部に所属する学生でした。彼らの本業はプログラミングではありませんが、医療を学ぶ中で課題に思ったことを、ソフトウェアを使って解決することを思いついたそうです。自分の専門知識とプログラミングスキルを使って、世の中に役立つものを導きだした彼らは、将来まさに必用とされる人材なのかもしれません。

最後に…。これは1年半ぐらい前に、Code.orgという非営利団体が、プログラミングを義務教育化キャンペーン用に制作された動画で、マイクロソフト創業者ビル・ゲイツやFacebookのマーク・ザッカーバーグCEOが出演しています。

まだご覧になっていない方は、ぜひこの機会にご覧ください!

 [View:https://www.youtube.com/watch?v=nKIu9yen5nc&feature=UUy2j4l0auN8DJaQ6itwVWFA]
  
 日本マイクロソフト
デベロッパー エクスペリエンス & エバンジェリズム統括本部
マーケティング部 中村 まどか