System Center Data Protection 2010 RC 版がリリースされています
みなさん、こんにちは。
既にご存知の方もいらっしゃるかもしれませんが、DPM 2010 のRC版(製品候補版)がリリースされています。
こちらのサイトの画面右にある、“Try It” からダウンロードサイトにいけます。
Data Protection Manager 2010 Release Candidate Overview
https://www.microsoft.com/systemcenter/dataprotectionmanager/en/us/2010-overview.aspx
今日は、新しい機能にある、 ワークグループのサーバーの保護 について紹介します。
こちらの手順で実行することで、ドメインメンバーだけではなく、ワークグループのメンバーもバックアップ対象に含めることができます。
[保護対象側でエージェントをインストール]
1. DPMAgentInstall_x86.exe または DPMAgentInstall_x64.exeを実行します。
2. 実行後、コマンドプロンプトで、以下のパスに移動します。
C:\Program Files\Microsoft Data Protection Manager\DPM\bin
3. 以下のコマンドを実行します。
SetDPMServer.exe -dpmServerName [DPMサーバー名] -isNonDomainServer -userName [DPM用のアカウント名]
※-dpmServerName に指定するサーバー名は、NetBIOS名とします。
※-username に指定するアカウント名は、保護対象サーバーのローカルに作成されるユーザーアカウントとなります (予め作成されたアカウントは指定不可)
例)SetDPMServer.exe -dpmServerName DPMSV01 -isNonDomainServer -userName dpmAccount
4. パスワードを聞かれるので、任意のパスワードを入力します。
5. マシンを再起動します。
[引き続き、DPMサーバー側で保護サーバーをアタッチ]
6. DPM2010にて、[管理] - [エージェント] をクリックします。
7. アクションメニューの "インストール" をクリックします。
8. "エージェントの接続" を選択し、"ワークグループまたは信頼されていないドメイン内のコンピュータ" を選択します
9. コンピュータ名とユーザー名(手順3 で入力したDPM用のアカウント名、およびパスワード)を入力します。
10. 次へ、をクリックし、完了します。
実行後、保護グループを作成する際には、このように、ワークグループというツリーが表示され、追加したワークグループサーバーを選択できるようになりました。
このように、DPM2010では、活用の幅をさらに広げることができそうです。
皆様もぜひ評価してみてください。
それでは!
M.O