【Windows Server 2008】Server Core のデバイスマネージャを使用する
Server Core にリモートから接続してデバイスマネージャを使用するには、ファイアウォールの「リモート管理」ルールを有効にしただけではエラーが発生します。
デバイスマネージャをリモートから使用するには、グループポリシーの変更が必要になります。
設定の手順を以下に示します。
「リモート管理」ルールを有効にする
以下の記事を参照して「セキュリティが強化されたWindows ファイアウォール」の「リモート管理」ルールを有効にします。これによって、リモートのMMCからServer Coreに接続できるようになります。
グループポリシーオブジェクトエディタを開く
リモートコンピュータ上でMMCを起動し、「グループポリシーオブジェクトエディタ」スナップインを追加します。このとき、管理するコンピュータとして Server Core を選択します。
「PnPインターフェースへのリモートアクセスを許可する」を有効にする
グループポリシー
└ コンピュータの構成
└ 管理用テンプレート
└ システム
└ デバイスのインストール
└ PnPインターフェースへのリモートアクセスを許可するServer Core を再起動するか、以下のコマンドを Server Core 上で実行する
gpupdate /force
以上で設定は完了です。
MMCに「デバイスマネージャ」スナップインを追加して Server Core を指定すれば、Server Core のデバイス一覧を参照することができます。ただし、以下のワーニングが表示されます。
デバイスマネージャはリモートコンピュータから接続した場合には読み取り専用となります。ドライバの更新やデバイスの無効化を行うには、Server Core ローカルで実施しなければなりません。もちろん、コマンドでの操作となります。
これについては、また後日。