レポート:第2回ユーザーエクスペリエンス デザイン ワークショップ
2010年10月15日に第2回ユーザーエクスペリエンス デザイン ワークショップをマイクロソフト新宿オフィスで開催し、27名の方に参加していただきました。第1回の反省を基に、作成したペルソナをもっとスケッチに反映できるよう、タスクフローという概念をストーリーボードに変更しました。この更新は期待通り働き、参加者の焦点を、システム側のロジックや機能の設計にではなく、ユーザーの操作とUIにキープできたように思います。
参加者のみなさん、そしてミツエーリンクスのファシリテーターの方々、ありがとうございました。次回は、来年1月を予定しています。会場は新しいマイクロソフト品川オフィスになるかもしれません?
プログラム
時間 |
項目 |
内容 |
10:00 – 10:30 |
概要 |
ワークショップの進め方、 UXデザインの必要性と概要 |
10:30 – 12:30 |
ユーザー調査 ペルソナ |
コンテクスチャル インクワイアリー ユーザー モデリング グループ内でインタビュー(他己紹介) ペルソナ作成 |
12:30 – 13:30 |
Lunch |
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13:30 – 15: 00 |
ストーリーボード |
ペルソナ発表 ストーリーボード作成 |
15:00 – 15:15 |
Break |
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15:15 – 16: 45 |
スケッチ |
スケッチ作成、 ナビゲーション マップ |
16:45 – 17:00 |
Break |
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17:00 – 18:00 |
発表とまとめ |
各グループ5分発表+5分質疑応答 |
18:00 – 19:00 |
懇親会 |
当日のようす
いただいたコメント
- とても面白かったです
- UX でデザインの実践の導入編としてとても有益でした
- 実践的なワークショップでとてもためになった
- ペルソナを実践してみたことでの気づきや実態の把握ができたのがよかったです
- 足りない部分、気づかせられることがあった
- 今まであいまいにしていたプロセスがよくわかりました
- 通常開発を行っているため、わかってはいても初期段階より思わず実装によってしまう自分に気づきました。実際に本日の作業を体験することができたこと自体もよい体験でしたが、グループのメンバーと課題の枠を超えて様々なお話ができたことも貴重でした。今後数日コースで、現実の様々なしがらみを、この発想の中でどう折り合いをつけていくのかのワークショップなどがあると、より業務に通用しやすくなると思います
- 実際の業務で行う場合には、UI であれば UI の責任者に決定権があり、ワークショップで行うような合議的な決定はされないと思った
- あまり時間をかけすぎるものではないですが、お昼の時間がほぼなかったので、次回はお弁当つきか、ランチタイムをペルソナが終わってからちゃんととりたいと思いました
【追記】本ワークショップに参加されたクラスメソッドの原田さんがレポートを公開してくれました。