中小企業向けの新しい Office 365 プランへの移行(続報)
2015年12月18日追記:下記の記事についてはその後製品サイトの翻訳版がアップデートされておりますので、最新情報はそちらをご参照ください。
2014 年 10 月に告知させていただいた 「Office 365 で新たに中小企業向けのプランを発表」 、並びに2015年7月の 「Office 365 Midsize Business / Small Business を契約しているお客様の2015 年 10 月 1 日以降の更新プロセス」 の続報です。
Office 365 Small Business 、 Office 365 Small Business Premium 、 Office 365 Midsize Business を現在ご利用中のお客様向けガイダンス
2014 年 10 月、Microsoft は中小規模の組織向けに Office 365 Business、Office 365 Business Essentials、Office 365 Business Premium という 3 つの新しいプランを発表しました。
これらのプランは自由に組み合わせることが可能で、それぞれのプランで最大 300 シートまで購入できます。新しいプランの内容は現在のプランとほぼ同じですが、若干異なる点があります。
これまで、新しいプランへの移行は 2015 年 10 月 1 日より開始とお伝えしていましたが、この日付を Office 2016 リリース後の 2015 年 12 月 1 日 (米国時間) に変更いたしました。これは、Office の最新バージョンをご利用のお客様に、更新作業を最もスムーズに実行していただけるようにするための対応となります。
既にご利用いただいている場合は特に影響はありませんが、2015 年 12 月 1 日までの期間中、シートの追加、関連の更新プログラムの受け取り、既存の Office 365 プランの契約更新ができます。2015 年 12 月 1 日以降は、次回の契約更新日に新しいプランのうち 1 つを選んでいただく必要があります。サブスクリプションの更新方法については、こちらのページをご覧ください。
新しい Office 365 プランの内容
3 つの新しいビジネス向け Office 365 プランの内容は、以下のとおりです。
Office 365 Business |
Office 365 Business Essentials |
Office 365 Business Premium |
Office のコア デスクトップ アプリケーション (Word、Excel、PowerPoint、Outlook)、Office Online、任意のデバイス (iOS と Android を含む) からドキュメントのアクセス、編集、共有を行うための OneDrive for Business クラウド ストレージ (1 TB) |
一般法人向けのコア クラウド サービス (法人向けに設計されたメールや予定表機能、Office Online、オンライン会議、IM、ビデオ会議、クラウド ストレージ、ファイル共有など) Office のコア デスクトップ アプリケーションは含まれない |
Office 365 Business と Office 365 Business Essentials の 2 つのプランをすべて含む |
Office 365 の 3 つのプランにはすべて、返金制度付きの 99.9% の稼働率保証、24 時間対応テクニカル サポート (サービスに重大な影響を及ぼすイベントに関するサポート) が含まれています。
新しいプランへの更新に関するガイダンス
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2015 年 12 月 1 日より前 (米国時間) |
2015 年 12 月 1 日以降 (米国時間) |
現在 Office 365 Small Business を契約しているお客様へのガイダンス |
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次回の更新日に新しい Business Essentials プランに更新する |
現在 Office 365 Small Business Premium を契約しているお客様へのガイダンス |
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次回の更新日に新しい Business Premium プランに更新する |
現在 Office 365 Midsize Business を契約しているお客様へのガイダンス |
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次回の更新日に新しい Business Premium プランに更新する |
現在複数のサブスクリプションまたはアドオンを含むサブスクリプションを契約しているお客様へのガイダンス |
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次回の更新日に新しいプランのいずれかに更新する。複数のサブスクリプションを 1 つにまとめ、チェックアウトするアドオンを確認できます。 |
Office 365 Small Business、Office 365 Small Business Premium、Office 365 Midsize Business のいずれかを利用している場合、新しいプランに移行するまで、Office 365 のすべての機能とセキュリティ アップデート (管理センターのアップデート、新しいスイートのナビゲーションなど) に加え、Microsoft がサブスクリプションに応じてリリースする新しいサービス (Office 2016 のリリースなど) もご利用いただけます。また、新しいユーザーを追加することもできます。
Office 365 Small Business と Office 365 Business Essentials の比較
Office 365 Small Business をご利用の場合、更新後のプランとして Office 365 Business Essentials を選択されることをお勧めします。Office 365 Small Business から新しい Office 365 Business Essentials に移行した場合に、引き続きご利用いただける機能と追加される機能は以下のとおりです。
現行と同じもの |
追加されるもの |
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サービスと機能 |
法人向けに設計されたメール機能 (Exchange Online) オンライン会議、IM (Skype for Business) オンライン ドキュメント ストレージとファイル共有 (OneDrive for Business) チームのグループ作業のサイトと社内ポータル (SharePoint Online) |
Business プランと Enterprise プランの組み合わせ (高度な機能を必要とするユーザーが組織内にいる場合) プライベート ソーシャル ネットワーク (Yammer) Active Directory 同期のサポート |
Office 365 Small Business から Office 365 Business Essentials への移行によって、使用できなくなる機能はありません。
Office 365 Small Business Premium と Office 365 Business Premium の比較
Office 365 Small Business Premium をご利用の場合、更新後のプランとして Office 365 Business Premium を選択されることをお勧めします。Office 365 Small Business Premium から新しい Office 365 Business Premium に移行した場合に、引き続きご利用いただける機能と追加される機能、ご利用いただけなくなる機能は以下のとおりです。
現行と同じもの |
追加されるもの |
削除されるもの1 |
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サービスと機能 |
Microsoft Office アプリケーション - Word、Excel、PowerPoint、Outlook、OneNote、Publisher 法人向けに設計されたメール機能 (Exchange Online) オンライン会議、IM (Skype for Business) オンライン ドキュメント ストレージとファイル共有 (OneDrive for Business) チームのグループ作業のサイトと社内ポータル (SharePoint Online) |
Business プランと Enterprise プランの組み合わせ (高度な機能を必要とするユーザーが組織内にいる場合) プライベート ソーシャル ネットワーク (Yammer) Active Directory 同期のサポート
|
Microsoft Access Skype for Business の PSTN 機能 (Lync Server 2013 の社内展開に必要) |
1Business プランと Enterprise プランを新たに組み合わせることができるようになるため、削除された機能が必要な場合は、ユーザーの一部 (または全部) を Office 365 Enterprise E3 プランに移行し、残りのユーザーを Office 365 Business Premium のままにすることができます。
Office 365 Midsize Business と Office 365 Business Premium の比較
Office 365 Midsize Business をご利用の場合、更新後のプランとして Office 365 Business Premium を選択されることをお勧めします。Office 365 Midsize Business から新しい Office 365 Business Premium に移行した場合に、引き続きご利用いただける機能と追加される機能、ご利用いただけなくなる機能は以下のとおりです。
現行と同じもの |
追加されるもの |
削除されるもの1 |
|
サービスと機能 |
Microsoft Office アプリケーション - Word、Excel、PowerPoint、Outlook、OneNote、Publisher 法人向けに設計されたメール機能 (Exchange Online) オンライン会議、IM (Skype for Business) オンライン ドキュメント ストレージとファイル共有 (OneDrive for Business) チームのグループ作業のサイトと社内ポータル (SharePoint Online) プライベート ソーシャル ネットワーク (Yammer) |
Business プランと Enterprise プランの組み合わせ (高度な機能を必要とするユーザーが組織内にいる場合) |
Microsoft Access Skype for Business の PSTN 機能 (Lync Server 2013 の社内展開に必要) IT 制御機能: グループ ポリシー、アプリケーションのテレメトリ Excel BI 機能: PowerPivot、企業データ アクセス、スプレッドシートの比較/照会 リモート デスクトップ サービス |
1Business プランと Enterprise プランを新たに組み合わせることができるようになるため、削除された機能が必要な場合は、ユーザーの一部 (または全部) を Office 365 Enterprise E3 プランに移行し、残りのユーザーを Office 365 Business Premium のままにすることができます。
更新に関する参考資料
Office 365 の中小規模向けサブスクリプションの更新方法
このページでは、ステップ バイ ステップのガイダンスをご確認いただけます。また、更新プロセス、リセラーやパートナーから前払い式で Office 365 を購入したお客様向けの情報、よく寄せられる質問などを掲載しています。
このページでは、3 つの新しいプランの機能と価格を比較できる表を記載しています。
2015 年 12 月 1 日より前に移行したい場合
一部のお客様は、プランの切り替えウィザードを使用して 2015 年 12 月 1 日より前に新しいプランに移行していただくことができます。ただし、Microsoft はお客様に現在のプランを引き続きご利用いただき、2015 年 12 月 1 日以降に新しいプランに移行していただくことをお勧めします。
現在、プランの切り替えウィザードには、いくつかの制限事項があります。アドオンを含むサブスクリプションや複数のサブ スクリプションをご利用の場合は、2015 年 12 月 1 日にアップデートが実施されるまで、プランの切り替えウィザードを使用することはできません。
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