Visual Studio 2013 Update 2 RC & Azure SDK 2.3 公開
既にお試し頂いている方も多いかと思いますが、Build 2014 の発表やデモで紹介された機能は、Visual Studio 2013 Update 2 RC および Azure SDK 2.3 で利用可能になっています。
※ Azure SDK 2.3 は Visual Studio 2013 / 2012 に対応、 無償の Visual Studio Express 2013 / 2012 では Express 用の SDK が利用できます。
■ Visual Studio 2013 Update 2 RC (→ ダウンロード(日本語版))
- ASP.NET Webアプリケーション作成時に Azure Webサイト / Azure 仮想マシン をホスト先として選択可能に
- Azure Web サイト を利用する場合は、合わせてデータベースを作成してリンクできます
- Azure 仮想マシン を利用する場合は サインインした Microsoft アカウントに紐づけられているサブスクリプションから、利用可能な環境を選択可能。IIS や ASP.NET の設定や、デバック、トレースの設定も自動で行われ、Webデプロイも合わせて設定できます
- PowerShell スクリプト および JSON 構成ファイルの利用
- 複製や編集などは Visual Studio から行え、Azure へのデプロイやインスタンスの調整などにも利用可能です
- Azure モバイルサービスのバックエンド側となる ASP.NET Web アプリケーション プロジェクトを作成可能に
- アプリケーションの作成や Azure モバイルサービス への発行、リモートデバックの実行も可能です
- 通知ハブのテストメッセージ送信機能を追加
■ Azure SDK 2.3 for .NET (Visual Studio 2013 版 / Visual Studio 2012 版)
- Azure 仮想マシン
- サーバーエクスプローラーからの仮想マシン作成、リモートデバッグ
- Azure Web サイト
- アプリケーションやログを直接参照し、編集や保存が可能に
- Azure クラウドサービス
- 管理者ではない標準ユーザーとしてのローカルデバッグできる Emulator Express をデフォルトで利用、リモートデバック
- Azure ストレージ
- .NET 3.0 用ストレージクライアントに対応、エミュレーターでの REST (JSON, CORS など) サポート追加
■ Azure PowerShell / Cross-Platform Command-Line Interface (Cross-Platform CLI, xplat-cli) 0.8
新ポータルと共に紹介された、アプリケーションを一つの単位としてサービス (Web、VM、DB、ストレージ など) をまとめて管理できる リソースグループ (Resource Group) の導入に対応したコマンドや、Azure スケジューラーのコマンドなどが追加されています。
Cross-Platform CLI の方は、Windows / Linux / Mac に対応しています。
Windows Azure Team Blog > Announcing release of Visual Studio 2013 Update 2 RC and Azure SDK 2.3 (→ 日本語)