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Windows 10 1809 64bit版 では C:\Program Files (x86) 配下の msinfo32.exe を実行できない。

皆さん、こんにちは。Windows プラットフォームサポートの山崎です。
本記事では、Windows 10 1809 64bit版 におけるMSINFO32に関する技術情報をご紹介いたします。

MSINFO32は、使用しているハードウェア、システム コンポーネント、およびソフトウェアの環境に
関する情報をわかりやすく表示させるためにツールです。
既定では "msinfo32" コマンドを実行すると、 "C:\Windows\System32" 配下に存在する実行ファイル
"msinfo32.exe" が起動します。

なお、"msinfo32.exe" は、"C:\Program Files (x86)\Common Files\microsoft shared\MSInfo" 配下にも
ございますが、このフォルダの "msinfo32.exe" の実行時に必要なmuiファイルである "C:\Program Files (x86)\
Common Files\microsoft shared\MSInfo\ja-JP\msinfo32.exe.mui" がWindows 10 1809 64bit版では、OS の
イメージサイズ節約のため、OS イメージに含まれておりません。

この実装の変更にともない Windows 10 1809 64bit版 では "C:\Program Files (x86)\Common Files\microsoft shared\
MSInfo\msinfo32.exe" を起動できませんので、MSINFO32を実行する場合は、"C:\Windows\System32\msinfo32.exe"
をお使いください。
なお、OSバージョンに関わらずMSINFO32実行時は、"C:\Windows\System32\msinfo32.exe" をお使いいただくことを
推奨しております。

// 参考情報:システム情報 (MSINFO32) の各種スイッチの使い方
https://support.microsoft.com/ja-jp/help/300887/how-to-use-system-information-msinfo32-command-line-tool-switches

本 Blog が少しでも皆様のお役に立てれば幸いです。