【Tech・Ed】 ライトニングトークへのご応募、ありがとうございました
実は 舟越・長坂・奥主 のオフィス席での雑談から始まったこの企画、すごい盛上りで応募を想像していたよりもかなり多くいただきました。ご応募いただいた皆さん、本当にありがとうございます。<(_ _)>
※ぶっちゃけ 開発系の方が多かったのがIT Proエバンジェリストとしてはちょっぴり残念です。
オープンソースなどのコミュニティで多く最近行われているライトニングトーク(Lightning Talks)ですが、こんなに意気込みのある人がいたとは...かなり驚いています。日本の技術は世界一という自負を持っている製造業が存在する国ですからITをやっている人たちもやっていることは高度でしかもすごく熱心にやっているのは間違いないのです。ただ、文化的に人に触れまわったり、それこそ講演をするというのは逆にあまりしないのが美徳なところも肌では今でも感じるところです。ここの発想の転換をする時期じゃないかと考えたのがこの企画のルーツにあります。自分がやっていることを発信しないと、知らない人はまったく何もわからないのです。「あまりにもニッチで他の人は興味が無いと思うのは間違い」、そう思うことがエバンジェリストになってかなり体験があります。
IT技術者はある意味ギルド集団の一員であり、みんな手に職を持っていて、それを使って生活しています。なので、「個を殺す」のではなく、「個をアピールする」ことが実は自分自身のステップアップに大事だったりします。またまた転職のススメに聞こえそうですが、IT業界での成功者と言われる人はもちろん人格としての徳や奥ゆかしさも大事ではあるものの、みんなアピール上手なんです。だから日本のIT技術者の方にはもっと発信して欲しい、アピールして欲しいとこう思い続けています。日本人の美徳に反する部分も上で書いたようにあるわけで、難しいのはとても理解していますが、もう人が自分を評価するのを待つのではなく、自分をアピールして「攻め」の姿勢でいて欲しいと本気で思います。そうすることで安定から外れて大変な一面もあるとは思いますが、「自分」というものを持って仕事をしている毎日になるのですごく楽しく、充実すると思います。
まあそんな一環で企画したライトニングトークに応募が多くあったことは企画そのものよりもその意気込みがある人がいっぱいいたという点においてものすごく私は日本人としてうれしい限りです。
今回、正直言ってかなり審査は難航しました。数が多いのに枠は限られていますので。ですから選を外れてしまった人には申し訳ありません。でも今後もこういう機会を多く作るべきだという潮流を作ることができましたので、今後もこのような企画があった際には是非また挑戦いただければと思っています。そして、どんどん新しい人がこういう場で活躍いただけることでコミュニティ活動の広がりも起こると思います。そして、これは首都圏だけではなく、全国的に起こることを期待しています。エバンジェリストも「コミュニティで話して!」というお声掛けがいっぱい発生することを待っています。
当選された方々はここからが大変な人もいるでしょうが、エバンジェリストは皆さんの味方ですから内容の詰めに関してはどしどしご相談いただければと思います。これは IT Pro も Dev のカテゴリともにそうです。今年の横浜は暑いと思うので体調を崩すことなく、本番を迎えられるといいですね。(*^_^*) 私のチームでも2セッション持つエバンジェリストが何人かいますが、75分 x 2 に比べれば 5分 ですから と言ってもあまりうれしくないですかね。逆に5分という短い時間だからこそ大変だというのも理解していますから。
最後になりましたが、今回 ご応募いただいた多くの皆さん、重ね重ね 本当にありがとうございます。今後ともよろしくお願い申し上げます。<(_ _)>