【Tech・Ed】 本番までの道のり

私にとっては4回目の Tech・Ed 講師担当。コンテンツ担当としては2年目なんですが、たまにはどういう道のりで本番にたどり着くか書いてみましょうか。(●^o^●)

セッションを決めるバーチャルチーム

Tech・Ed の開催が本格的に決まると、イベントを取り纏めているチーム(以下、イベントチーム)がキックしてコンテンツ(概ねテクニカルセッションのこと)を担当する実際の組織と関係無いバーチャルなチームが結成されます。このチームのリードは今年は上司の長坂で、ITPROセッションは奥主が、開発者セッションは大野がサブリードに今年はなっています。これに各製品マーケのチームから代表者が参画してコンテンツが決まるという仕組みです。

セッションが決まるまで

毎年状況は違うんですが、製品出荷のスケジュール云々により米国の Tech・Ed のセッション一覧が決まります。これをベースに日本でもセッション候補のタイトルを各製品担当のプロダクトマネージャーがラインナップします。この内容を利用して確定まで順次進んでいきます。イベントチームとの協議により、当該年の Tech・Ed のセッション数はいくつにするのかなども並行して決定され、そこに各チームの要望がマッピングされて、最終的な暫定リストができます。

講師が決まるまで

暫定リストが確定すると、今度は各チームで講師探しが始まります。社員(正しくは従業員ですよね)も各部門に依頼が飛び、その後で社外の講師の方にも依頼をさせていただく段取りです。この時点で初めて講師には打診がいきますが、まだ本決まりではなく、心づもりだけします。色々な協議の末、もう少し後に本格的な打診が行われ、講師はセッションの準備を開始します。今年の高添松崎のように二つ担当する場合は準備も倍の作業になるわけですね。

セッションコンテンツをひたすら作る

まず講師が正式決定するとやるのが、公開しちゃっていいと思うのでしちゃうと、InfoPathのフォームで自分のセッションに関するありとあらゆる情報を書きます。ここには自己プロフィールも書いてあればシャツのサイズまで書いてあります。複数セッションを持つ講師はこれを複数セット用意します。これが結構大変。。。さらにデモマシンの申請をして借りる場合には借りるし、持ち込む場合には解像度をいくつで画面表示してインターネットが要るのか要らないのか、ハブに繋いでほしいのかスタンドアロンでいいのかなどを整理します。

Webにセッション詳細が公開される

まずはInfoPathに書いた情報を中心に公開され、その後に部屋が決まると部屋の情報が付加されます。ある意味 これが現在の状況でしょうか。

セッションコンテンツの締切がくる

実はもうすぐやってきます。今 私の周りはてんやわんやです。。。

あとは粛々と準備する

デモの仕込みがここから本格化。。。あとは当日を迎えるまでひたすら作る、作る、作る

リハーサル

実はセッション実施の前の日(3日目の人は2日目)の夜にリハーサルをやります。マイクチェック、スライドを表示してどう見えるかを実際の部屋のスクリーンで見たり、音を出す人は音が会場でどう響くかまでチェックします。そして多くの人はデモPCをそのまま宿泊場所に持ち帰り、そこで最終の仕込みをします。

本番、そしてその後

何気に緊張をしながら本番を迎え、一気に75分を話し、終了後にQAコーナーで質問に答える。これで本当に終了です。あと残すはConference DVDに入るビデオの確認、DVDに収録するデモ内容の提出など。。。

結構ながーい道のりなんですよ (*^_^*) 残すはあと21日。。。