【IIS7】 Windows Server 2008 とともに

IIS 7.0 視点でも投稿しておきましょう!Beta 3 の IIS7.0 には色々と見えないところでサーバーOnlyの機能が入ってますし、https://www.iis.net もコンテンツが増加していますね。

まず、最も大きなパーツは FastCGI に対応したモジュールが Beta 3 にはもう既に搭載されていることです。CGIを選択してインストールすると、今までのCGI だけでなく、FastCGIのモジュールも入ります。Bill Staplesのブログをご覧いただくとそのメリットが大きくカバーされていますが、要するに CGI 環境での大幅なパフォーマンス向上が図られています。結果、PHPやその他動的言語でCGI が加速するとメリットを受ける言語にとっては IIS7.0 はかなり有力なプラットフォームに進化しています。是非 お試しいただきたいと思います。

IIS.NET に関してはどうも今時点でトップページからの誘導がありませんが、Developer Centerが公開されています。
https://www.iis.net/default.aspx?tabid=7&subtabid=711

IT技術者(IT管理者、開発者の双方)にとって IIS7.0 を学ぶ手順としては

1. まずはIIS7.0 のアーキテクチャ変更などの概要を把握する(誰でも、特にプロジェクトをリードする方)
2. 開発者がIIS7.0のメリットをどのように生かした開発ができるか
3. Windows Server 2008 でのIIS7.0のメリットをどう運用(可用性とかスケーラビリティなど)に生かせるか、最高のパフォーマンスを出せるか

こういう段取りじゃないかとずっと思ってました。なので、私は1.を1年以上やってきて、開発系のエバンジェリストが2.に取り掛かりつつある段階です。松崎のブログをウォッチするといいでしょう。そして最新情報の入手先としては上記のDeveloper Center(まだ調整中のようなので注意)をご覧いただくといいと思ってます。3.の情報はまだ不確定ですが、Windows Server 2008に向けてどんどん公開されてくるでしょうからそのエリアを私は頑張ってウォッチしようと思ってます。

このエリアとしてはホスティングを想定した大量Webサイトの管理とか、日本語化が微妙ですが新しいSSLベースで動作する新世代FTPサービスとか、NASにApplicationHost.Configごと置いてしまうシナリオでネットワーク越しでコンテンツをIISがホストする形態など多くの拡張領域が登場してきますからその辺りをじっくりみたいですね。これからこれから(^-^)

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