Windows Azure Web サイトのアップデート : Mercurial 対応 Project "Kudu" による管理ダッシュボード& IIS 管理コンソール接続、トラフィックマネージャー対応
他の Windows Azure の各サービスと同様に、Windows Azure Web サイトも絶え間なく更新され、進歩しています。
Windows Azure Web サイトへのデプロイ(アプリケーション配置) は Web デプロイ(Visual Studio, WebMatrix)、FTP、Git の他にも、Mercurial をサポートし、Project "Kudu" の名称で各種サービスが利用できるようになっています。(Kudu については Channel 9 > Azure Friday : What is Kudu? (動画) が参考になります。)
また、Windows Azure Web サイトは Windows Server / IIS で稼働しており、既存の IIS サイトと同様に Windows 標準の IIS 管理コンソールから接続し、管理することができるようになりました。
なお、Windows Azure トラフィックマネージャーが Windows Azure Web サイト のエンドポイントにも利用できるようになりました。(標準プランのWebサイトに適用できます。)
各種管理情報、ツールなどはKudu ダッシュボードから参照、利用できます。
- Web サイトのURL : example.azurewebsites.net → Kudu ダッシュボード: example.scm.azurewebsites.net
- ログインは、FTP/Git などの接続と同じデプロイ情報(ユーザー名/パスワード)ですが、FTPでは example \ deployname と ユーザー名にWebサイト名を入れるところ、Kudu を参照する際は deployname にします
IIS 管理コンソールからの接続は、他のIISサーバー/サイトと同様です。(Windows OS 機能に含まれている IIS 管理ツール の有効化と、リモート管理拡張ツールのインストールが必要です。)
サーバー / サイト名、資格情報も Kudu ダッシュボードと同様です。
- Web サイトのURL : example.azurewebsites.net → サーバー名: example.scm.azurewebsites.net :443, サイト名: example
- デプロイ情報 : example \ deployname →ユーザー名 deployname
接続が完了し、操作を行えるようになります。
Windows Azure Team Blog > Remote Administration of Windows Azure Websites using IIS Manager (→日本語訳)
Windows Azure Team Blog > Windows Azure Websites online tools you should know about (→日本語訳)