Microsoft Cognitive Services (Face API, Computer Vision API & Content Moderator) GA!
2017/4/19 開催のオンラインイベント Microsoft Data Amp にて、Microsoft Cognitive Services の Face API, Computer Vision API & Content Moderator が GA (プレビュー終了→一般提供開始) が発表されました。
Microsoft Azure Blog > Microsoft Cognitive Services – General availability for Face API, Computer Vision API and Content Moderator SQL Server Blog > Delivering AI with data: the next generation of Microsoft’s data platform
これに伴い、下記3つのAPIでは West US / East US 2 / West Central US / West Europe / Southeast Asia に Endpoint (アクセス先) が展開されています。
3つの API の主な機能、強化点
Face API
https://www.microsoft.com/cognitive-services/en-us/face-api
[API 仕様] https://westus.dev.cognitive.microsoft.com/docs/services/563879b61984550e40cbbe8d
画像に写っている人間の顔の検出や認識、識別を行うAPI、最近の機能強化で Face API でも Emotion (表情、感情)を取得することが可能になりました。(※これまでは感情検出は Emotion API のみで提供)
Computer Vision API
https://www.microsoft.com/cognitive-services/en-us/computer-vision-api
[API 仕様] https://westus.dev.cognitive.microsoft.com/docs/services/56f91f2d778daf23d8ec6739/
画像の分析を行う APIで 、写っているモノの識別(→タグ化) や説明文の作成、OCR(文字認識)、色情報抽出 (主、背景、アクセントカラー) といった機能を提供しています。
Domain Specific Model として提供されている Celebrity (有名人検出) に追加して、Landmark (名所) も検出できるようになりました。
→ Recognize Domain Specific Content
東京タワーも認識されています↓
(出典: Wikipedia)
また、手書き文字のOCR機能(※英語のみ)が追加され、こちらはプレビュー機能として利用できます。
→ Recognize Handwritten Text & Get Handwritten Text Operation Result
Content Moderator
https://www.microsoft.com/cognitive-services/en-us/content-moderator
画像、文章のチェックを行うサービスで、有害なコンテンツを検出する仕組み (登録、検出、検証) を提供しています。
料金、サブスクリプション申し込み方法
利用料金は Cognitive Services のページでご確認いただけます。(同じ API でも利用する機能によって価格が異なります。)
https://www.microsoft.com/cognitive-services/en-us/pricing
サブスクリプション申し込み方法、利用方法は 前回の記事をご覧ください。
【2017/4/1】 Microsoft Bot Framework & Cognitive Services 1 周年