Microsoft Azure Intelligent Systems Service 早期事例を公開
TechEd 2014 North America や de:code Keynote にて 「Mobile First, Cloud First」と表現されている通り、マイクロソフトでは、身の回りのさまざまな "モノ" がインターネットに繋がる "IoT (Internet of Things)" と呼ばれる世界で、クラウドを大きな役割を果たすものとして位置づけています。
6/16 に開催された Microsoft IoT Summit 2014 にて、マイクロソフトが提唱する IoT、"Internet of Your Things (IoYT)" と Microsoft Azure Intelligent Systems Service の早期導入事例を交えた紹介が行われました。Internet of "Your" Things という言葉の通り、既存システムから得られるデータや、既存のデバイスをインターネットに接続することで取得できる膨大なデータを クラウド (パブリック、プライベートとのハイブリッド形態) で集約して分析し、ユーザーが活用しやすい形で提示するソリューションが今後求められます。既存または新規の"デバイス"、各種センサーや工業用機器などを含めて多種多様な ”モノ" を接続するための OS/フレームワーク として Windows Embedded や Microsoft .NET Micro Framework (OSSとして提供中) 等が用意されており、集約したデータの保存や分析を行うプラットフォームとして Microsoft Azure も一端を担っています。
Microsoft Azure Intelligent Systems Service は 多種多様なデバイス および 既存のサービスやデータとの接続、収集されたデータの解析/分析と活用、デバイスやデータ および サービス全体の保護と管理を行う、包括的なソリューションです。このサービス自体は 2014 年 4 月に発表されて限定プレビューが開始となっており、London Underground (ロンドン地下鉄) での早期導入事例が オンラインビデオ でも紹介されています。