Cognitive Services Containers プレビュー提供開始

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Cognitive Services の一部機能を Docker コンテナにダウンロード、構築して利用できる Azure Cognitive Services Containers がプレビュー提供開始となりました。

これにより、ご自身の(ローカルを含む) Docker 環境で Cognitive Services を利用でき、データの送受信に関する対応、インターネット接続による遅延などの問題が解消されることになります。

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利用可能な Docker 環境

以下の Docker 環境が利用可能です:

  • Local on Windows*/macOS/Linux (*Windows OS では Linux コンテナ―で利用)
  • Azure Kubernetes Service
  • Azure Container Instances
  • Kubernetes cluster deployed to Azure Stack

プレビュー提供される Cognitive Services の機能

Cognitive Services Containers で提供されるサービスは以下になっています:

  • Computer Vision (preview request サインアップ 要)
    • 活字 OCR - 画像→文字の認識 (現在は英語のみ)
  • Face (preview request サインアップ 要)
    • 顔認識
      • 顔のパーツの位置 (目, 鼻, 口, ...), 性別/年齢, etc
    • 顔認証(同一人物の判定), 顔識別(DBからの識別)
  • Text Analytics (※即時利用可能)
    • キーフレーズの抽出
    • 言語判定 (120 言語)
    • センチメント分析

Cognitive Services Containers の利用方法

Cognitive Services Containers を利用するには

  1. Computer Vision および Face は preview request へのサインアップ (Computer Vision Recognize Text & Face: 一度に申請できます) (Text Analytics は即利用可能)
  2. Azure Portal で Cognitive Services のサービスを作成
  3. Cognitive Services コンテナイメージをダウンロード, コンテナの起動

詳細:

これで Docker コンテナに構築された Cognitive Services に以下の Endpoint で アクセスできます (ex: Face AI, hosted port 5000)。

 POST https://localhost:5000/face/v1.0/detect

これを既存の Cognitive Services の Web API アクセスの Endpoint である

 POST https://westus.api.cognitive.microsoft.com/face/v1.0/detect

と入れ替えて替えると、 Rest API またはこれまでの Cognitive Services クライアントライブラリで利用できます。