ロールアップ パッケージ適用後の警告について
こんにちは。Windows テクノロジー サポートの田辺です。
SCVMM (System Center Virtual Machine Manager) についてのご紹介です。
先日ご紹介いたしました、、SCVMM 2008 R2 の修正プログラム ロールアップ パッケージ(2010 年 2 月) 適用後の問題についてご紹介させていただきます。
Description of the System Center Virtual Machine Manager 2008 R2 hotfix rollup package: February 9, 2010
https://support.microsoft.com/kb/978560/en-us
VMM R2 に前回ご紹介した修正プログラム ロールアップパッケージをインストールすると、「警告:状態アップデート可能」と表示される場合がございます。
これは、仮想化サーバーやSQLデータベース サーバー等にインストールされているエージェントとのバージョンの不整合が発生するためです。
その場合にはVMM サーバー上で以下の手順を実行します。
1. Virtual Machine Manager 管理コンソールを開きます
2. "管理" をクリックし、"管理されたコンピュータ" をクリック
3. 対象のホストを選択して、アクション ペインで "エージェントの更新" をクリック
4. 認証情報を入力して OK をクリック
以上で更新を行えますので、バージョンが最新の状態となります。
尚、ロールアップ パッケージにつきましては、最新のものが近日公開予定です。
同様の問題が発生した場合には、上記回避策をお試しください。
// 参考情報
「管理されたコンピュータ上のエージェントの管理」
https://technet.microsoft.com/ja-jp/library/cc974226.aspx
「管理されたコンピュータ上のVMMエージェントを更新する方法」
https://technet.microsoft.com/ja-jp/library/cc917969.aspx
ロールアップ パッケージや、修正プログラム等の情報がありましたら、随時ご紹介させていただきたいと思います。
よろしくお願いいたします。