タッチ デバイスおよび高精度タッチパッド認定の自己テスト サブミッション モデル
タッチ デバイスと高精度タッチパッド (PTP) 認定プログラムにおいて、セルフ テスト サブミッション モデルが 2014 年 1 月 1 日から有効になりました。これにより、フル テストの検証のためにハードウェアを WTTL/WPTL へ送らなくても、タッチ デバイスおよび高精度タッチパッドの申請ができるようになりました。セルフ テスト サブミッション モデルを利用することで、サブミッションの審査期間が予測可能になるほか、提供されたサブミッション テスト ログ (HCKX ログ) を基に、サブミッションのレビュー条件が標準化されます。提出されたログが認証されると、認定 THQA BLOB が付与されます。
WTTL/WPTL によるフル テスト サービスは、認定パスの 1 つとして今後も提供されます。タッチおよび PTP の品質テストの一貫性を保つため、開発検証の一環として WTTL/WPTL のサービスを引き続き使用されることを強くお勧めします。この WTTL/WPTL サービスは、引き続き無料です。
このプロセスの変更の詳細については、以下のドキュメントを参照してください。
·Windows タッチ デバイス認定プロセスと Windows タッチ テスト ラボ (WTTL) サービス (英語)
タッチおよび PTP 認定についての FAQ
PTP を組み込む形態としては、どのような形態が認定対象になりますか。
PTP モジュールは、どのシステム (ノート型またはコンバーチブル) にも、キーボード付きのドック アクセサリにも組み込むことができます。スタンドアロンの外部 PTP モジュールについては、現在、提出を受け付けていません。
PC メーカーです。PTP モジュール付きのドック アクセサリを開発しています。このドックは複数のシステムと互換性があり、サポートされるシステムの 1 つでデバイス メーカーがドックを申請しました。その他のシステムについても認定の申請をする必要がありますか。
いいえ、どのシステムも同じモジュールを使用するのであれば、その他のシステムについては、デバイス認定のための提出は不要です。ただし、ドック アクセサリに接続できるすべてのシステムで、システム認定テストを実施することを強くお勧めします。
デバイス メーカーです。タッチ スタック モジュールまたは PTP モジュール形態でのデバイスの認定を受けました。このモジュールは複数の顧客が利用していて、顧客のシステムごとに異なるファームウェアが必要です。タッチ スタックまたは PTP モジュールを組み込むシステムごとに、デバイス サブミッションを分ける必要がありますか。
はい。各組み込みプロジェクトに固有のファームウェアを必要とするアーキテクチャであれば、ファームウェアのバージョンごとにモジュールが認定される必要があります。モジュールの VID/PID は同じですが、プロジェクトごとにリビジョン ID は変わります。
更新したファームウェアの認定を再申請する場合、再申請が承認されたら、以前発行された認定済み BLOB を引き続き使用できます。このシナリオでは、再申請に対して WTTL/WPTL が新しい THQA BLOB を発行することはありません。
デバイス メーカーです。タッチ スタック モジュールまたは PTP モジュール形態でのデバイスの認定を受けました。このモジュールは複数の顧客が利用しています。顧客の 1 社から、わずかにサイズの小さいタッチ スタックまたは PTP モジュールを求められた場合、顧客ごとにデバイスのサブミッションを分ける必要がありますか。
はい。センサーのサイズが変わると、コントローラーや関連ファームウェアが同じであっても、別の新しいモジュールとなるため、新たにデバイスのサブミッションが必要になります。サブミッションが承認されると、WTTL/WPTL が新しい THQA BLOB を発行します。
デバイス レベルでタッチ スタックまたは PTP モジュールの認定を受けた場合、システム レベルでも改めて認定を受ける必要がありますか。
はい。再認定対象のモジュールに対してシステム レベルのテストを実施し、再認定対象のモジュールが問題なく組み込まれていることを確認する必要があります。テストに合格したシステムの Windows HCK の結果を提出する必要があります。
サード パーティのドライバーとオペレーティング システム ビルドについては、どのような規定になっていますか。
タッチ/PTP はサード パーティ ドライバーなしで機能する必要があります。ただし、GPIO および I2C コントローラー ドライバーがないと機能しない可能性がある I2C デバイスはその限りではありません。その場合、サード パーティのドライバーは認定対象であり、デバイスの認定に必要な場合はシステムと併せて提出しなければなりません。これは、システム/デバイスの受領時に、オペレーティング システムがクリーン インストールされるためです。