Windows Server 管理者の思考を邪魔しないストレージ管理
先日、NetApp さんのイベントに登壇させていただきました。
ご参加いただいた皆様、関係者の皆様、どうもありがとうございました。
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そのセッションでは、あえて Hyper-V の話をさせていただきました。
NetApp さんのイベントなのに、タイトルにNetAppという言葉が入っていない Hyper-V セッション(汗)
チャレンジというか、失礼極まりないというか・・・
もちろん、NetApp さんのソリューションについてもセッションの中で話をするつもりだったので、タイトルや概要を決めた後に NetApp さんに教えてもらいながらデモも含む内容を確定しました。
で、気づいたことがありました。
それが、「Windows Server 管理者の思考を邪魔しないストレージ管理」 についてです。
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話は少し変わりますが、私はデモをすることが仕事のようなものなので、環境はいつもノートパソコン!
「デモマシン2台+プレゼンPC1台の計3台をキャリーバッグに入れて大阪に出張」なんかは普通で、Live Migration 環境をデモしないといけない時は計4台を札幌に持って行ったりすることも。
System Center 製品が4つとか5つ動くプライベートクラウド環境を見て、凄いですねって言ってもらえることもあり、体を張ってちょっと自慢(笑)
が、何台になってもノートパソコンなので、サーバー機とかストレージとかは何年も触ることがなく、なんとなく苦手意識があります。
そんな私が、セッションの中では NetApp さんの製品のデモをさせていただいたんです。
スキルトランスファー(略してスキトラ)してくれるということで、NetAppさんからデモの仕方や裏での動きを教えてもらったのは1時間だけで・・・です。
あれっ、苦手なんじゃないの?
そうなんです、苦手な私が何の苦労も無くデモをしたんです。
で、気づいたわけです。
Windows Server 管理者の思考を邪魔しないストレージ管理があるということを!!!
↓ ↓ ↓ ↓
Windows Server のサーバーマネージャーを拡張した NetApp さんのストレージ管理機能です。
該当するディスク (今回は M ドライブでした) を右クリックして、「Resize」 を選ぶと下のようになり、
「New Size」 に新しいサイズを入れると動的に拡張!!
ファイルのエクスプローラーから M ドライブの容量を見ると、おおー増えているではありませんか (笑)
これで、ストレージの設定をちょっと変えるためだけにベンダーさん呼んだりしなくて良くなります。
協業しようとしているからではなく、純粋に、エンジニアとして、ほんとに、面白いと思いました。
Hyper-V はストレージ管理の部分が~~~なんて言われることはありますが、
それなりのストレージを購入されるお客様ならば、このストレージ管理環境の上で
Hyper-V が動くのだから充分ではないかなと思っています。
もちろん、ストレージの仮想化も進んでいるようで、M ドライブとして利用されてる領域も複数のディスクにまたがっているような状況が作れるそうです。
OS の機能ばかりにこだわっていると見えない世界もたくさんありますが、いろんなベンダーさんとお付き合いさせていただくのがこれだから面白いです。
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今回は他にも System Center Operations Manager 連携や
System Center Virtual Machine Manager 連携のデモもさせて
いただきました。これからは是非注目して見ていただきたいポイントです!!
なによりも、現場のエンジニアさんにとって間違いなくメリットがありますから。。。
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あと、セッション後にあったBOFの中で、NetApp さんのストレージは高いのでは?
という質問をさせていただきました。どうやら、数年前には考えられないくらい
安い機種もでてきているみたいですよ。
日本マイクロソフト高添