System Center Orchestrator (Opalis) Beta の 「Format Date/Time」 には気を付けて
備忘録がてら投稿しておきます。
System Center Orchestrator (SCOR =旧 Opalis) Beta では、Utilities アイコン群の中にある 「Format Date/Time」 を使うことによってデータのフォーマットを変換することが可能です。
しかも、Output Adjustments という機能があって、年/月/日/時/分/秒 を増やしたり減らしたりすることができ、とても便利です!
そこで、複数のシステムをプロセスで連携しつつ、すべてを自動処理するという Runbook らしさを出してみようと思いました。
考えたシナリオは・・・
SQL Server の Northwind データベースから日付データ(オーダー日付)を抜き取り、その日付データに2日追加をして、Exchange Server 経由で発送確認の予定 (スケジュール) を送信するという処理です。
(SQL Server への自動クエリ + データの自動処理 + Exchange 連携による予定の送信)
単なるメールでもよいですが、受け取った人の予定表にデータとして残ることで、人が介在する処理での漏れを減らしたり、数時間前にアラートを出せて便利なのでExchange 用 IPを使いました。
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で、そのまま2日分データを追加するだけなら悩みもしなかったのですが、Northwind データベースが古かったので、年/月も追加して、今日とか明日の予定となるように処理を試みました。
ただ、なぜか”月”が増えてくれません(^_^;)
エラーは無く、SCOR は正しく動作しているように見えるのですが・・・
仕方なく、いろいろと試していたところ、Months:のところに入力した値ではなく、Minutes:のところに入力した値が ”月” に反映されていることがわかりました(^_^;)
とりあえず、今 SCOR Beta を試している方で、Format Data/Time を使う方は、お気を付け下さい。
日本マイクロソフト 高添
Comments
Anonymous
August 25, 2011
おはようございます。 いつも参考になります。 .NET で日時のformatですと、月は mm でなくて MM ではないでしょうか. msdn.microsoft.com/.../8kb3ddd4(v=vs.80).aspx せっかくですので、locale, timezone に関する既定値とか、指定方法とか、 UTC/JST相互変換とかの情報がありましたら、ぜひ。Anonymous
August 25, 2011
knoji さん、フォローありがとうございます! なんと、MM にするとMonths の値が反映されますね(^_^) 普段コード書いたり、データの変換処理をしたりすることがないので、勉強になります。 あくまでも MM か mm かで処理をしているようなので、どちらかといえば Format の枠の中に何を書き込むかで大きく変わってくるということですね。 もう少し調べてブログのほうも修正しておくようにします。 それから・・・ >>locale, timezone に関する既定値とか、指定方法とか、UTC/JST相互変換とかの情報がありましたら よく使いそうなこの手の処理はどこかにナレッジとして貯めていけるといいですよね。 何か見つけたらお知らせします。 MS 高添