ACS の移行スケジュール
こんにちは、Azure & Identity サポート チームの石川です。
今回は、ACS (Azure Active Directory アクセス制御サービス) の移行について紹介します。
ACS の概要
https://msdn.microsoft.com/ja-jp/library/azure/gg429788.aspx
既に Azure クラシック ポータル上やメールなどでもお伝えをさせていただいておりますが、ACS は 今後利用できなくなるため、Azure AD B2C の機能を利用するように移行を進めていただく必要があります。移行スケジュールについては、下記の弊社 Web サイトに最新の情報がございますが、このブログでも日本語で案内させていただきます。
Time to migrate off Access Control Service
https://azure.microsoft.com/en-us/blog/time-to-migrate-off-access-control-service/
既に作成/有効化済みの ACS の名前空間内のデータ管理は、2018年11 月 7 日まで
https://<namespace>.accesscontrol.windows.net に直接アクセスすることで継続して可能です。
ただし、名前空間自体の新規作成、削除、有効化、一覧表示のために用意された https://manage.windowsazure.com/?restoreClassic=true は、2018 年 4 月以降は Azure クラシック ポータル上の機能が完全に利用できなくなることに伴いご利用いただけなくなる予定です。
なお、現在この URL で表示される日付 (2018 年 1 月 8 日) については、Azure AD のクラシック ポータルの廃止予定日となります (2017 年 11 月 30 日に予定でしたが、2018 年 1 月 8 日に延長されました)。2018 年 1 月 8 日以降から 2018 年 4 月までの間では https://manage.windowsazure.com/?restoreClassic=true に直接アクセスすることで、 ACS の一覧表示などの管理画面は、継続して利用することができる見込みです。
2018年11 月 7 日以降は、名前空間の一覧表示やデータ管理ができなくなるため、それまでに新しい移行を進めてくださいますようお願いいたします。
※ACS の移行手順の詳細は、次の Web サイトで確認できます。
Migrate from the Azure Access Control service
/en-us/azure/active-directory/develop/active-directory-acs-migration
2018 年 1 月 8 日まで |
2018 年 1 月 9 日から2018 年 4月 |
2018 年 4月 から2018年11 月 7 日 |
2018年11 月 7 日以降 |
備考 |
|
クラシック ポータルへのアクセス |
可能 |
不可 |
不可 |
不可 |
|
名前空間の一覧表示 |
可能 |
可能 |
不可 |
不可 |
https://manage.windowsazure.com/?restoreClassic=true に直接アクセス |
名前空間内のデータ管理 |
可能 |
可能 |
可能 |
不可 |
※ 2018/1/10 表中に誤りがありましたので修正しました。
※ 2018 年 10 月 17 日更新
2018 年 11 月 7 日の ACS 廃止に伴い、ACS の移行にもう少し時間が必要というお客様のために、ACS の利用を 2019 年 2 月 4 日 まで延長するためのオプトインが開始されました。
延長申請の手順は、次の Web サイトに記載がございますので、ご参照ください。
One month retirement notice: Access Control Service
https://azure.microsoft.com/ja-jp/blog/one-month-retirement-notice-access-control-service/
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