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Visual Studio Team System の環境を構築するぞー! VOL 01 -AD構築,ユーザを追加

筏井っす.年末で若干オフィスが閑散としている隙を狙って,ついーに Visual Studio Team System の環境を構築してみることにしました.

Visual Studio Team System の環境構築は結構大変なので,メモ的にブログしておきます.インストールの詳細についてはマニュアルを参照してください.また,僕が構築する環境は検証目的ですので,エイヤーってところも多分にありますので,あくまでご参考程度ということで,宜しくお願い致します,,,

早速ですが,想定している環境は大体次のような感じです.

  1. Windows Server 2003 SP1 - Active Directory
  2. Windows Server 2003 SP1 - SQLServer2005 Enterprise Edition, Visual Studio Team Foundation Server Data Tier
  3. Windows Server 2003 SP1 - Visual Studio Team Foundation Server App Tier
  4. Windows XP SP2 - Visual Studio Team Suite

上記のような環境を構築するための機材を揃えるのは,ちょっと厳しいので,今回は Microsoft Virtual Server 2005 R2 を使用して,すべて仮想的に環境を準備しました.ということで,すべて OS からのクリーンインストールです.

NOTE: Virtual Server 2005 は思いの他便利です.特に OS のクリーンインストールを必要とするような環境構築では,イメージをコピーするだけで,じゃんじゃん環境を増やせるのは,時間と労力を大幅に削減してくれます.また何か問題が起きた時に,復元ディスク機能を使って,いじった部分だけ削除できるというのも,非常に便利です.VSTS関係なく,日ごろ様々な環境で検証を行う必要があるエンジニアの方々にとって,これは最高のツールではなかろうかと,ちょっと感動してしまいました(泣)

1. Active Directory ,VSTSユーザの準備

これはVSTSの環境構築とあまり関係ないので,割愛しますが,Windows Server 2003 のインストールが終わった後,管理ツールから<サーバの役割管理>からドメインコントローラ機能を追加します.ウィザードに従って「次へ」ボタンを押しているうちに,サクッと構築が終わります.今回は CLOSED な環境なので DNS も一緒に入れてあります.僕の環境ではドメイン名は超適当に vsts.com にしておきました.

NOTE: LANにつながった状態で AD を立てると,まわりにいる他の PC が間違って,DHCP をしにくるのでよーく注意してください.これをやっちゃうと上司から雷が落ちます!! 検証環境であればネットワークから切り離してから作業をした方が良いと思います.

環境の構築が済んだら,AD にユーザを追加しましょう.追加するユーザは次のお三方です.

TFSSETUP -> 環境構築を行うユーザ
TFSSERVICE -> TFS,SQLServer2005 などの様々なサービスを実行するユーザ
TFSREPORTS -> SQLServer2005 の Report Service の実行ユーザ

Local の Administrators グループに vsts\TFSSETUP を追加しておいてください.
セットアップ作業は vsts\TFSSETUP で行います.

NOTE: TFS-> Team Foundation Server

...案外長くなったので,VOL02 以降ってことで.
今後とも,(かなーり)気長にお付き合いください,,,,