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SharePoint はあなたを中心に回っている

原文の記事の投稿日: 2012 年 7 月 24 日 (火曜日)

ユーザー エクスペリエンスを活動の中心にした、SharePoint エンジニアリング チームのプログラム マネージャーの Nathaniel Granor です。

 

私は宇宙の虜です。子供の頃は宇宙飛行士になりたいと思っていました。スペース キャンプにも 2 回行きました。おそらく、だからこそ私は、SharePoint を独自の宇宙であると考えています。恒星や惑星の代わりに、SharePoint はサイト、ドキュメント、リストであふれています。

以前のバージョンの SharePoint では、個人用ファイルを格納したりソーシャル機能を操作したりするために、各ユーザーに個人用サイトと呼ばれる場所が用意されていました。個人用サイトは "単なる別のサイト" で、はるか彼方の銀河系にある別の太陽系でした。

 

SharePoint 2013 では、個人用サイトが変更されており、自分専用の宇宙船になっています。SharePoint に格納されている人、データ、コンテンツのコレクションをナビゲートするツールとして使用できます。個人用サイトは 3 つの領域 "ハブ" に分けられており、それぞれが SharePoint という宇宙の中で最も重要な存在、あなたを中心に回っています。これら 3 つのハブは、SharePoint と Office 365 のすべてのページの上部にあるグローバル ナビゲーション バーで使用できます。

 
1 つ目のハブは [ニュースフィード] (Newsfeed) で、人とアクティビティを中心に扱います。このハブのメイン ページの特長は SharePoint ニュースフィードで、[タスク] (Tasks) などの個人用の SharePoint アプリを独自に追加することもできます。

2 つ目のハブは [SkyDrive Pro] で、ファイルをクラウドに格納するために使用できます。

最後のハブは [サイト] (Sites) で、仕事の達成に最も役立つ SharePoint の場所を追跡できます。

これらのハブを便利なものにするために、フォローと呼ばれる概念を導入しました。SharePoint 2013 では、人、ドキュメント、サイト、およびタグをフォローできます。重要なものや興味のあるものはフォローしましょう。フォローしている対象に関する情報はニュースフィードに表示されます。また、これらの対象は追跡され、3 つのハブから簡単にアクセスすることができます。

Office 365 では、[ニュースフィード] (Newsfeed)、[SkyDrive]、および [サイト] (Sites) のほかに、サービス内の他の製品へのリンク (Outlook Web App の [Outlook] ハブ、[予定表] (Calendar) ハブ、[連絡先] (People) ハブなど) が追加されます。

以降では、[ニュースフィード] (Newsfeed) ハブ、[SkyDrive Pro] ハブ、および [サイト] (Sites) ハブの内容を見てみましょう。

[ニュースフィード] (Newsfeed)

[ニュースフィード] (Newsfeed) ハブは、SharePoint という宇宙船の司令部です。このハブには SharePoint ニュースフィードがあり、仲間との会話や重要なコンテンツに関する更新が表示されます。自分のプロファイルを表示して編集し、他の同僚に表示される内容を管理することができます。また、自分がフォローしている人と自分をフォローしている人の一覧を表示することもできます。

 

[ニュースフィード] (Newsfeed) ハブには、個人用のリスト、ライブラリ、およびその他のアプリもあります。たとえば、既にインストールされている [タスク] (Tasks) アプリが目に入ります。このアプリでは、SharePoint または Outlook メールボックス (Office 365 を使用している場合、または管理者が Microsoft Exchange を構成している場合) で割り当てられたすべてのタスクが集約されます。ブログや画像ライブラリなどの他のアプリも追加できます。

以前のバージョンの SharePoint で、個人用サイトをドキュメント以外の格納に使用していた場合は、[ニュースフィード] (Newsfeed) ハブに個人用サイトのコンテンツも表示されます。

SkyDrive Pro

何年もの間、Microsoft SkyDrive は個人用ファイルの格納、共有、および同期に使用されてきました。SharePoint 2013 では、プロフェッショナル版の SkyDrive が SharePoint と統合されています。このハブは、最も重要な貨物を運ぶ宇宙船の貨物室です。

 

[SkyDrive] ハブでは、大事なすべてのファイルを 1 か所で格納、共有、および収集します。[個人用ドキュメント] (My Documents) から、新しい Office ドキュメントを作成するか、ファイルをドラッグ アンド ドロップでアップロードするか、コレクション内のファイルを管理することができます。アップロードしたファイルは既定では非公開ですが、組織内の個人またはグループと簡単に共有できます。インターネット経由で共有することもできます。また、[Shared with Everyone] (全員と共有) というフォルダーも作成しました。そのフォルダーに配置されたファイルは、自動的にすべての同僚が使用できるようになります。

 

[SkyDrive] ハブには、個人用ファイルに加えて、フォローしているドキュメント、SharePoint 全体の推奨ドキュメント、および (Office 365 の場合は) デバイスで最近開いたドキュメントの一覧のコレクションが表示されます。

 

SkyDrive は、Web ブラウザーでアクセスできる単なるハブではありません。今後の投稿で、デスクトップまたはモバイル デバイスで使用できる SkyDrive Pro の優れた機能のすべてについて説明します。

[サイト] (Sites)

サイトは、異なるグループの人たちと協力して作業できる場所です。サイトは SharePoint の構成要素です。つまり、多くの場合、星の数ほどあります。取り込むには多すぎます。[サイト] (Sites) ハブにアクセスしてください。宇宙船エンタープライズ号のように、宇宙船 SharePoint は瞬間移動室を備えており、最も重要なデータ、コンテンツ、および会話をホストするサイトに直接ワープできます。

 

管理者が有効にしている場合、[サイト] (Sites) ハブに最初に表示されるのは新しいサイトを作成するためのボタンで、その後に検索ボックスが表示されます。新しいサイトを作成する前に、サイトを検索してみてください。必要なサイトが既に存在しているかもしれません。[サイト] (Sites) ハブからサイトを作成すると、後でサイトに簡単に戻れるように、自動的にそのサイトをフォローするようになります。

 

その下には、組織の管理者が選択した推奨サイトを表す大きなタイルのセットがあります。重要な内部ポータルやツール、または CEO のブログを指すタイルである場合があります。

 

タイルの下には、フォローしているサイトの一覧があります。URL を覚えたり、ポストイットに走り書きしてコンピューターのモニターに貼り付けたりする必要はもうありません。興味のあるサイトや役立つサイトを見つけたらフォローしましょう。フォローしているサイトはすべてこの中央の一覧に表示され、SharePoint を使用しているときにはいつでも使用できます。また、関連している可能性がある他のサイトの候補もいくつか表示されます。

 

コミュニティは、共通のトピックまたは興味に基づいて大人数が集まるために作成された特殊なサイトです。組織でコミュニティが使用されている場合は、最新かつ最大のオープン コミュニティにアクセスできるページであるコミュニティ ポータルに [サイト] (Sites) ハブから移動できます。

 

私たちは SharePoint という宇宙があなたを中心に確実に回るようにするため尽力しています。[ニュースフィード] (Newsfeed) ハブ、[SkyDrive] ハブ、および [サイト] (Sites) ハブを使用して、SharePoint 2013 の素晴らしい新世界を探検してみてください。

これはローカライズされたブログ投稿です。原文の記事は、「SharePoint Revolves Around You」をご覧ください。