Silverlight大全 (ISBN:978-4-7973-6358-6)
マイクロソフトの田中達彦です。
この度、「Silverlight大全」という書籍を、部のメンバーとともに執筆しました。
書籍名:Silverlight大全
出版社:ソフトバンク クリエイティブ
ISBN:978-4-7973-6358-6
価格:3,400円(税別)
発売日:2011年5月24日
内容:
はじめに
1 Silverlight概要
1.1 Silverlightとは
- Silverlight
- Windows Presentation FoundationからSilverlightへ
- マルチ プラットフォーム
- ブラウザー外実行
- .NETテクノロジ
- バージョンごとの違い
1.2 Silverlightを使うメリット
- Silverlightの特長
- Rich Internet Application
- 豊富なコントロールとユーザー インターフェイスの拡張
- アニメーションやベクター グラフィックスを使った表現力
- 高品質なストリーミングとメディア再生
- .NETテクノロジの利用
- ASP.NETやWebサービスなど既存のWebテクノロジとの連携
2 開発を始める前に
2.1 開発環境の準備
- 開発に必要なツール類
- Silverlight実行環境
2.2 XAML
- XAMLとは
- 分離コードとオブジェクト
- 名前空間
- 属性構文
- オブジェクト要素構文
- プロパティ要素構文
- XAMLコンテンツ要素構文
- コレクション構文
- マークアップ拡張構文
- 型コンバーター
- 階層
- イベント
- データ バインディング
3 Visual Studioを使用した開発
3.1 最初に作るアプリケーション
- Visual Studioによるアプリケーション作成
- 作成するアプリケーション
- Silverlightのプロジェクトを作る
- ユーザー インターフェイスの作成
- プログラムの記述
- プログラムの実行とデバッグ
- プロジェクトとソリューション
- 生成されるフォルダーとファイル
- デバッグ用ファイルとリリース用ファイル
3.2 Visual Studioを使用した開発
- Visual Studioの画面
- ツールボックス
- ソリューション エクスプローラー
- プロパティ ウィンドウ
- デザイン ビュー上での外観の変更
4 Silverlightアプリケーション開発 基本編
4.1 Silverlightアプリケーションの基本構造
- ブラウザー内でのSilverlightアプリケーションの動作
4.2 パネル
- パネルの概念
- パネルの種類
- パネル内の位置
- コントロールの配置の順序
4.3 ナビゲーション
- 複数のページを持つアプリケーション
- ナビゲーションフレームワークを使用した画面遷移
4.4 コントロール
- ユーザー インターフェイスとコントロール
- テキスト表示
- テキスト入力
- 入力候補の表示
- パスワード
- 数値の変更
- ボタン
- ハイパーリンク
- チェックボックス
- 項目の選択
- 値の選択
- タブ インターフェイス
- 日付選択
- 進行状況の表示
- 画像表示
- 動画表示
- 音声出力
- Webサイトの表示
- 図形描画
- 枠
- スクロール
4.5 コントロールのカスタマイズ 初級編
- カスタマイズ初級編
- プロパティ
- リソース
- スタイル
- コントロール テンプレート
- Visual State Manager
- 既存のコントロールの外観のカスタマイズ
4.6 アニメーション
- Silverlightのアニメーション
- XAMLでのアニメーション
4.7 データ アクセス
- データ バインディングの概要
- 依存関係プロパティ(DependencyObject)
- データ バインディングとXAML
- データ バインディングのモード
- データ オブジェクトへのバインディング
- 値コンバーター
- Silverlightのデータ バインディングの特長
4.8 通信
- UIスレッドと通信スレッドの分離
- Webサービスとの連携、通信
- Webサービスとデータを受け渡しする方法
- Web Clientを利用したデータ通信
- ネットワークからのファイルのダウンロード
- WebClientを使ったファイルのダウンロード
- データ通信時の注意
4.9 ファイル アクセス
- ローカル ファイル システムへのアクセスの原則と例外
- 分離ストレージの利用するサンプル アプリケーションの作成
- オブジェクトを保存する分離ストレージ
- ファイルを保存する分離ストレージ
- 分離ストレージの容量を拡張する
- 分離ストレージのデータの暗号化
5 ExpressionとVisual Studioを使用した開発
5.1 Expression Blend
- Expression Blend概要
- Blendの画面構成と機能
- 項目の指定
- コード編集とVisual Studio連携
- 画像データのインポート
- Adobe Photoshop,Illustrator,FXGファイルとの連携
5.2 コントロールデザインと実装
- Blendを使用したデザイン
- ブラシ
- 外観とレイアウト
- 変換
5.3 パネル コントロール
- パネル コントロールとは
- コンテンツを補完するコントロール
- パネルを使ったグループ化
- レイアウトの種類の変更
5.4 アニメーション
- タイムライン アニメーション
- ストーリーボード オブジェクト
- イージング
- アニメーションの繰り返し回数
- アニメーションの実行
5.5 イベント処理の指定
- イベントに対する処理の呼び出し方
- イベント ハンドラー
- ビヘイビアーを使った実装
5.6 Blendによるコントロールのカスタマイズ
- 独自のコントロール
- スタイル
- コントロール テンプレートによるデザイン
- オブジェクトからのコントロール作成
- Visual State Managerを使ったボタン コントロールのデザイン
- パーツを使ったProgressBarコントロールのデザイン
- ListBoxコントロールのテンプレート
- ユーザー コントロールの作成
5.7 データの取り扱い
- データの取り扱いの方法
- オブジェクト データ ソースの作成
- サンプル データ ソースの作成
- XMLからのサンプル データの作成
- コントロールでのデータの表示
- オブジェクト バインディング
5.8 Expression BlendとVisual Studio, SharePointとの連携
- ツールの連携
- Expression BlendからVisual Studioを開く
- Visual StudioからExpression Blendを開く
- Visual Studio Team Foundation Server(TFS)を用いたチーム開発
- SketchFlowフィードバックから作業項目の作成
- SketchFlowプロトタイプをSharePointに公開
5.9 SketchFlow
- SketchFlow概要
- SketchFlowプロトタイプのサンプル実行
- 画面の状態遷移の確認
- 手書き風コントロールの確認
- SketchFlowアニメーション
- アプリケーション フロー(画面遷移)を作成する
- フィードバックを受け取るために、SketchFlowプロトタイプをWebに配置
- フィードバックの作成
- 受け取ったフィードバックをExpression Blendで参照する
- コンポーネント画面を作成する
- Word文書の出力
- 実稼働プロジェクトへの変換
6 Silverlightアプリケーション開発 応用編
6.1 ブラウザー外実行 ~信頼されたアプリケーションとサンドボックス~
- ブラウザー外実行とは
- ブラウザー外実行とsllauncher.exe
- 開発ツールによるブラウザー外実行の設定
- Silverlight のブラウザー外実行の基本機能
- アプリケーションのインストール
- 更新プログラムの確認
- ネットワーク接続の検出
- ブラウザー外実行状態の検出
- アプリケーションの削除
- サンドボックス モードで利用できる便利な機能
- 信頼されたアプリケーション モードの機能
6.2 ストリーミング
- Silverlightでのメディア配信
- Silverlightでのメディア再生の基本
- 再生できるメディア形式
- 対応している配信方式と必要なサーバー
- IISスムーズ ストリーミング
- 配信方式と必要なネットワーク帯域幅
- サポートされるプロトコル
- メディアの時刻と同期した処理を行う方法
- Silverlight Media Framework
- Expression Encoder
- トランス コード プロジェクト
- Silverlightプロジェクト
- Expression Encoderのメディア プレーヤーをカスタマイズ
- ライブ ブロードキャスト プロジェクト
- Windows Mediaサービスのインストールと構成
- IIS Media Services 4.0のインストールと構成
- デジタル著作権保護
- メディアの暗号化
- ライセンスの発行
- PlayReady Server SDKの入手
- 視聴ログの記録
6.3 Deep Zoom
- Deep Zoomの概要
- Deep Zoomの仕組み
- 画像データの作成
- Deep Zoomの実装方法
6.4 PivotViewer
- PivotViewerの概要
- PivotViewerの機能
6.5 Windows Phone 7とSilverlight
- Windows Phone 7
- 開発環境
- パノラマ アプリケーション
- ピボット アプリケーション
- エミュレーターを使用したテスト
6.6 Webページとの連携
- HTMLブリッジ
- SilverlightからHTML DOMへのアクセス
- Silverlightマネージ コードからJavaScriptへのアクセス
- JavaScriptからSilverlightマネージコードへのアクセス
6.7 データ アクセスと通信のサンプル
- WCF RIA Servicesの利用
- RIAのデータ アクセスの原則
- WCF RIA Servicesのアーキテクチャ
- 具体的なサンプル
- DomainServicesの作成
6.8 HttpWebRequest
- HttpWebRequestとは
- HttpWebRequestを使った通信
6.9 コントロールのカスタマイズ 応用編
- カスタマイズ応用編
- ユーザー コントロール
- カスタム コントロール(テンプレート コントロール)
- Parts and Statesモデル
6.10 アプリケーションの操作や開発を便利にする方法
- Webカムからの入力
- マウスの右クリックの制御
- マウス ホイールの利用
- クリップボード制御
- BackgroundWorkerを使用した並列処理
- マルチタッチ
- Expression Designとの連携
- カスタム ビヘイビアー
発売は5月24日です。
ぜひ書店等でご覧ください。
マイクロソフト
田中達彦