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【WITブログ(訳)】マイクロソフトの開発部門でのTFSの活用 - 第1章(我々のプロセス)

This post was translated from the original post into Japanese.
英語原文: https://blogs.msdn.com/teams_wit_tools/archive/2008/03/27/how-microsoft-devdiv-uses-tfs-chapter-1-our-process.aspx

※この投稿は、米Microsoftのデベロッパーツール開発部門のブログ(Teams WIT Tools)を長沢流に意訳・変訳したものです。
※英語原文を正とし、この投稿はあくまで理解の一助としてご活用ください。
※翻訳にあたって Teams WIT Tools ブログの執筆者から許可を得ています。

はじめに

「マイクロソフトでは Team Foundation Server(以下、TFS) をどう活用してるの?」と私たちはよく聞かれます。

この投稿シリーズで、デベロッパー部門が Orcas (※Visual Studio 2008) リリースまでの開発の過程を通して説明することで、上記の質問の一部かもしれないが、回答してみよう。

ここで触れていることは、Team Foundation Server の Whidbey 版(※Visual Studio 2005 Team Foundation Server)に基づいています。それをまずご承知おきを。なぜかって?その時、我々は Orcas (※Visual Studio Team System 2008 Team Foundation Server)を開発していたのだからさっ。

第1章 我々のプロセス

下図が我々のプロセスを表している。このプロセスは、TFS だけではなく、Orcas (※Visual Studio 2008)すべてで使われていたんだ。

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シナリオ - もう少しふさわしい名前で言うと、ビジネスの目的だ。これらは、部門のこのリリースにおけるゴールを示している。

バリュー プロポジション -お客様の観点からの価値を表す。「なぜ、お客様はこの製品に価値を感じてくださるのか?」を記述する。これらは、必ずシナリオにトレースされる(関連している)。

エクスペリエンス - 価値を実現するためのお客様の経験。ビジネス ユースケースや、シナリオ、壮大なストーリーを考えることができる。

フィーチャ - エクスペリエンスを可能にするために必要な実装のこと。フィーチャは作業のブレイク ダウンになる。

ほかの見方をすると、シナリオ、バリュープロポジション、エクスペリエンスは、リリースのためのすべての計画を表している(これらによって実施していることが適切であることを確認もする)。フィーチャは、作業の管理となる。

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我々が Orcas (※Visual Studio 2008)を開発したときの大雑把なボリュームは以下のようになった:

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次回以降の投稿では、これらすべてを TFS でどう管理していったのかをご覧いただこう。

次の投稿: “フィーチャ クルー” モデル

※この意訳・変訳した投稿に関するお問い合わせは、長沢まで

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