【WITブログ(訳)】マイクロソフトの開発部門でのTFSの活用 - 第3章(プロセスの実装)[補足]
※この投稿は、米Microsoftのデベロッパーツール開発部門のブログ(Teams WIT Tools)を長沢流に意訳・変訳したものです。
※英語原文を正とし、この投稿はあくまで理解の一助としてご活用ください。
※翻訳にあたって Teams WIT Tools ブログの執筆者から許可を得ています。
マイケルさんからこのブログ(※もちろん、原文のブログ)の投稿についてご質問をいただきました。回答は皆さんに共有したようがいいと思い、この投稿をしたしだいです。
ご質問内容:
作業項目間の関係はどのように作成したのか?
たとえば、「シナリオ」と「バリュー プロポジション」間、「バリュー プロポジション」と「エクスペリエンス」間、「エクスペリエンス」と「フィーチャ」間ではどのようにしたのですか?
「シナリオ」と「バリュー プロポジション」の間の関係については、我々は、単純に ALLOWEDVALUES リストを使用しました。「バリュー プロポジション」作業項目のフィールドとして、ALLOWEDVALUES リストとして 「Senario」というフィールドを設定しました。ALLOWEDVALUES は、GLOBALLIST のシナリオ一覧と結びつけてあります。
その他の作業項目間の関係については、作業項目のリンクを用いました。すなわち、「バリュー プロポジション」作業項目と「エクスペリエンス」作業項目の間にリンクを作成するといった具合です。これらの関係は、ちょうど、作業項目フォームのリンクとして見ることができます。MSF (※Microsoft Solutions Framework)の既定の作業項目では、「リンク」というタブがあることはご存じでしょう。そして、前回の投稿におけるスクリーンショットにて、「Description」と同じタブ内に作業項目のリンクがあることにお気づきでしょう。このように作業項目のフォームのデザインで、リンクを表示させたい場所に配置することもできるのです。
そうすると次には、「直接バリュープロポジションとフィーチャをリンクしてしまう人をどう食い止めるのか?」、「どうやって階層構造を維持していくのか?」(※意訳として合っているか自信なし)という疑問がでてくるでしょう。
そういうときは、徹底的な上述のような例外のチェックが重要です。どこにも関連づけられていないリンク、正しくないリンクを指摘して報告したり、それらのリンクを削除したり、適切にする必要があります。見事な方法ではないかもしれないが、実際にこれを実践しました。
マイケルさん、とても素晴らしい質問をありがとうございます。もし何かご質問がありましたら、それらはこのブログのメールリンクを通して送ってください。
※メールリンクへのリンクはあえて設定しませんでした。直接執筆者へご質問がある場合は、上述の英語原文のURLから辿り、英語で質問メールを出してみてください。なお、この長沢流の意訳・変訳については私のこのブログのメール機能からお気軽にどうぞ。誤りやご意見、感想もぜひ(^^)
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