TFSの極意 Vol.6 | TFS に Eclipse からアクセス! Team Explorer Everywhere 2010
Team Foundation Server (以下、TFS)には、Visual Studio からは、Team Explorer でアクセスができます。
ちなみに、Web インターフェイスも標準搭載なので、実はどこからでもアクセスすることができます。ついでに、Power Tool により、Windows エクスプローラーからソース管理にアクセスすることもできます。MSSCCI API 準拠の IDE などからもソースコード管理にアクセスすることができます。
といったところで、本題ですが、Eclipse からもアクセスすることができます。ソースコード管理だけといったケチなことはいいません。ほぼすべてにアクセスいただけます。
ということで、今回は、Team Explorer Everywhere のセットアップのお話です。Eclipse ですから、Windows のみなんてことも言いません。Linux, Solaris, AIX, HP-UX, Mac OS X といろいろなところから Eclipse を使ってアクセスできます(ちなみに、各種OS用のコマンドラインインターフェイスもあります)。
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まず、入手方法!MSDN サブスクラバ会員の方はそちらからアクセスください。一般には、
より入手いただけます(※この投稿ではライセンスの話はしません。あしからず)・
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ダウンロードできましたら、Eclipse を起動します。
な感じですね(見ての通り、今回のセットアップは、Mac OS X 上で行っています)。
「ヘルプ」メニューの「Install New Software」
「Add」ボタンを押しましょう。そして、ダウンロードした、TFSEclipsePlugin-UpdateSiteArchive-10.0.0.zip を選択してください。
「Visual Studio Team Explorer Everywhere」を選択し、「次へ」っと。
ここで依存関係チェックやら、セットアップやらが行われますので、しばしお待ちください。。。
この後、使用許諾の確認がありますので、確認いただき(!)、「終了」ボタンをクリックしてください。インストールが行われます。
インストール作業は以上です。これまたウィザード一発系ですね♪
さて、Eclipse を再起動したら、もう使うことができます。
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使い方は、Eclipse 使いのお方には言うまでもなくですが、Java パースペクティブなどからチーム開発としてアクセスいただくことも、Team Foundation Server パースペクティブからアクセスいただくこともできます。
では、アクセスまでの道のりを:
まずは、Team Foundation Server パースペクティブですが、パースペクティブで、「その他」を選べば一覧に「Team Foundation Server Exploring」が見えると思いますので、こちらを選択し「OK」します。
Java などのパースペクティブからアクセスする場合は、
「ウィンドウ」→「ビューの表示」→「その他」
で 「Team Foundation Server」→「Team Explorer」を選択です。
Team Foundation Server にアクセスするには、
の をクリックします。
あとは、Team Foundation Server のアクセス URI を指定するだけです。
これで、いつでもアクセスできるようになります。
ちなみに、TFS 管理下にある、Java など Eclipse で開発しているリソースに新規にアクセスする場合は、
「ファイル」→「インポート」→「チーム」が便利ですね。
長沢