【TFS】他のソフトウェア構成管理システムからの移行
こんにちは。Team Foundation Server (以下、TFS)は、非常にすぐれたオールインワンのソフトウェア開発のインフラ システムとして有益です(いや、ほんとに)。せっかくの優れたソフトウェア構成管理システムであっても、他のバージョン管理システムや、ソフトウェア構成管理システムからの移行というのは、かなりハードルの高い作業にならざるを得ません(TFS への移行ということではなく、何から何に移行するにしても言えることです)。
そこで、TFS の移行や、前バージョンの TFS からのマイグレーションなどを扱ったページが存在しています。
Team Foundation Server Migration and Integration Slutions
https://blogs.msdn.com/tomohn/archive/2008/03/14/dfo-management-model-2.aspx
英語のページですが、VSS からの移行や、メジャーなソフトウェア構成管理システムや変更依頼管理システム(作業項目管理システム)からの移行のための情報や移行ツールについて記載されています。いくつかピックアップすると:
- VSSConverter
Visual SourceSafe からの移行ツールです。 - CS-Converter (ComponentSoftware)
RCS, CVS, Subversion, VSS などからの移行ツールで、サードパーティ製となります。 - Team Foundation Server Migration Tool for Rational ClearCase
メジャーなソフトウェア構成管理システムのひとつである ClearCase (通称 CC)からの移行ツールです。
# 個人的には、CC, TFS ともに非常に思い入れの強いシステムなんです (^^)
移行ツールは、ClearCase v2002.05.00, v2003.06.00以降 の2つが存在していますのでご注意ください。 - CQConverter
CQ すなわち、Rational ClearQuest からの移行を行うためのツールになります。
# これまた、個人的には、とんでもなく思い入れの強いものではあります (^^)
さて、話を戻しますが、これらの移行ツールがどこまで皆さんの環境で適用できるのか?については、単なるデータ以降では済まない部分が必ずでてきます。
プロセスをどれくらい自動化するための実装を行っているか?すなわち、どれだけ皆さんのチームの開発プロセスであったり、開発スタイルになじむようにインプリしているかによって単なるデータ以降ではすまない部分がでてきます。とうぜん使い勝手の差異もあります。たとえ使い勝手が向上していたとしても、以前の使い勝手の悪さに慣れている・・・なんてこともあるのですよね (^^;
上記にご紹介したページおよび、ツールについては、私自身が使用していないため、ご質問いただいてもお答えできないことが多いように感じていますが (^^; 移行や導入におけるツールに依存しない(製品も移行ツールも)プロセスや導入、移行に関する懸念点などで第三者の意見も参考に聞いてみたいという方はメールください。参考になるかはわかりませんが、いろいろ経験してますので、少しは参考になる意見ができるのではないかと (^0^)
# 別に TFS を使っていない方もぜひどうぞ