tech・ed | 私のセッションで取り上げたマイクロソフト製品
こんにちは。tech・ed では、『アプリケーション ライフサイクル ~ その全貌と狙い』と題して、皆さんにとって非常に密接に関係している アプリケーション についてお話しをさせていただきました。
そんな中で、アプリケーション ライフサイクルをカバーするマイクロソフトが提供する製品も一部デモも交えてご紹介をさせていただきました。
おそらく、開発者の方には、Visual Studio Team System だけでもお腹いっぱいなのに、まだあるのか・・・と思われた方も多かったのかもしれません。伝え方が悪かったからというのもあると思っています。混乱してしまったらすみません。。。
そして、フォローをさせていただくと、決して皆さんが全員使いこなさなければならないものではありません。むしろ、ほとんど縁がないものもあるでしょう。
しかしながら、皆さんの活動の全部であったり、一部であったりが、ないとこれらの製品の統合、データの流れは断ち切れになってしまいます。または、リアルな情報で形成されず、偽りであったり、不確かな情報で形成されてしまうかもしれません。情報が不足しすぎていると、皆さんにとって不利な意思決定がなされてしまうかもしれません。
ちょっと話が硬くなりすぎましたが、そういうことはちょっと置いておきましょう。↑ のような話にご興味ありましたら、ぜひメールでご連絡ください。このブログや Tech Fielders のコラムなどで取り上げたいと思います。
今回ご紹介させていただきました製品は、以下になります:
- Office Project Portfolio Server (英語版)
- Office Project Server
- Office Project Professional
- Visual Studio Team Foundation Server
- Visual Studio Team System 各 Team Edition
- Visual Studio Team System Management Model Designer PowerTool
- System Center Service Manager (開発中)
- System Center Configuration Manager
- System Center Operations Manager
- Windows Server 2008 Hyper-V
太字になっているものがデモでもご覧いただいたものになります。もちろんすべての ALM アクティビティをご覧いただくというわけにはいきませんので、抜粋したものをご覧いただきました。
それぞれ、扱う粒度が異なるため、知りたい情報も異なるのですが、どこかでつながっているところを感じていただければと思った次第です。また、それぞれ、大きなことから小さなことまで扱っているわけですが、それぞれの役割が行っていることは実はとてもシンプルであることも見ていただきたかった次第です。
そして、セッション中でもお話しをさせていただきましたが、Office Project 製品群、System Center 製品群は、アプリケーション開発の専用のツール群ではありません。それぞれにアプリケーションやその開発に対する機能であったり、仕組みであったりを持っているのも事実ではあります。
たとえば、セッションでは紹介しきれませんでしたが、Office Project Portfolio Server では、Application のライフサイクルを管理する仕組みがあります(いつ計画を開始してとか、いつまでサポート期間があってとか、その上で各プロジェクト(新規開発や保守など)をどう計画していくか・・・など)。System Center 製品群でも、Configuration Manager でアプリケーションの配置などケアできますし、ご覧いただいた Operations Manager で分散アプリケーションの監視も行えます。
もう一度、述べさせていただきますが、すべての製品を知る必要も使いこなす必要もありません。たとえば、開発者の皆さんであれば、Visual Studio から Team Foundation Server にアクセスするだけでいいのです(もちろん、皆さんの開発プロセスなどによって変わってきます)。逆にたとえば、開発者が、Office Porject や System Center も日常的に使いこなす必要があるとなると(兼務で、IT Pro や PM やっていらっしゃる方は、触る必要もあるかもしれせんが、あくまで開発者というロールとしてのお話しです)、作業効率などの面で問題が出てくる可能性もありますね。
ただ、皆さんが作ったアプリケーションがどう意思決定され、どう運用されているのかの概要は知っておいて損はないはず。そして皆さんの成果は必ずそれらに反映されなければいけないはずです。
長沢智治