ブログ投稿紹介 | Next TFS Power Tools の内容が明らかに!
こんにちは。テクニカルフェローの Brian Harry のブログに、次の TFS Power Tools のリリース予定次期とその内容が Preview of the next TFS Power Tools release として投稿されています。
数週間後のリリースを目指して現在テストを進めているようです。数週間ということで、"Team Foundation Server Power Tools - October '08 Release" ということになるようですね。
内容は非常に興味のあるものになっています。昨今のアプリケーション開発環境は、分散化も進んでいます。そして、多様なアプリケーション開発環境への対応も必要となってきています。それに伴い管理面でも管理容易性への対応が必要となってきます。
この Power Tools では、大きく3つの新しい機能が付加されるようです:
- チームメンバー(Team Members)
TFS の管理項目としてチームエクスプローラ内にチームメンバーの状況が表示されます。そしてインスタントメッセージを送受信したり、メールを送信したりといった機能も使えるようになるようです。チームコラボレーションとして人をつなぐ素晴らしい機能強化だと思います!
Brian のブログにスクリーンショットも公開されていますので、そちらをご覧いただければ皆さんにとってどれだけ面白い機能か分かっていただけると思います。 - Windows シェル拡張(Windows Shell Extension)
ClearCase や Subversion の TortoiseSVN のように、Windows エクスプローラ上から直接管理下にあるソースコードなどのプロジェクトの成果物にアクセスし、チェックインやチェックアウト、履歴の確認、比較などが行えるようになります。
これもまた、Brian のブログにスクリーンショットが掲載されていますので、そちらを見ればすぐに何ができるようになるのかわかると思います。
チェックイン時には、もちろんバグやタスクといった作業項目との関連付けもできます。Visual Studio 環境ではないプロジェクトやちょっとここだけ修正して・・・とか、ちょっとこのファイルだけ過去のものに戻してビルドして・・・なんてちょっとしたことも容易にできてしまいますね(コマンドラインなら今まででもできますけど)。 - PowerShell 対応(PowerShell Support)
ついに、PowerShell の TFS 用のパイプラインとコマンドレットが!この時点ではソースコード管理の操作にフォーカスしているようですが、作業項目やビルドそして、TFS の管理面にも拡張を考えているとのことです。Brian のブログには、提供するコマンドの一覧や使用例もありますので、ご覧ください。
Visual Studio Team System 2010 (Codename "Rosario")の話題も出ましたが、Power Tools も利用することで チーム環境もより良いものにしていくことができますね。
長沢智治
Comments
- Anonymous
November 10, 2008
以前にもお伝え しましたが、ついに登場しました! October 2008 という名称ですが、11月に入ってからになりましたね。PDC 2008 もあり、このタイミングになったようですが、PDC の現地でも話を聞きましたが、開発チームは、かなりのハードワークのようです(^^)