コミュニティへの参加をお勧めします!(わんくま同盟勉強会#29 レポート)
2月14日のバレンタインデーには、わんくま同盟さんの東京勉強会にお邪魔させていただきました。
https://www.wankuma.com/seminar/20090214tokyo29/Default.aspx
そこでセッションもやりました。タイトルは、このところの技術動向からみる開発あれこれの考察 としましたが、要は、PDC 2008 で取り上げられた技術のうち、代表的な、個人的にも面白いと思うものをいくつかご紹介しました。紹介したのは以下の3つになります:
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- Azure Services Platform(のうち、Windows Azure を中心に)
- Live Framework(のうち Live Mesh Beta と CTP 版の Live Framework Client)
- “Oslo”
Azure については、日本での読み方や 「Azure」といったら何を指すのか?といったことなど(※Azure と言うと、Windows Azure というよりは、Azure Services Platform をさします)をお知らせしつつ、Visual Studio での開発とデバッグ、Azure への発行、ステージングとプロダクション、構成の動的変更など一通りのさわりをご覧いただきました。
Live Mesh では、現在ベータ版として提供している Live Mesh で何ができるのか?(※そういえば、プロセスの名前をネタにするのをまたまた忘れました(^^;)を一通りご覧いただき、現在限定で提供している Live Framework の Mesh Enabled Application の Visual Studio を用いた開発と、発行、デバッグ、実際のアプリの利用をご覧いただきました。
このあたりについては、このブログでもこれから少しずつ情報共有をさせていただきますね。
“Oslo” については、さわりということで、”M” でモデルを書くなど Tech Days でやったようなことはせず、記述済みのモデルを Intellipad でご覧いただくなどのみとしましたが、”Oslo” の構想や現在などについは言及をさせていただきました。本来は、その構想などありきで “M” の必要性などを十分ご理解いただき、(現時点では)”M” で遊んでいただきつつ、モデル駆動の模索や調査、今後の展開を見ていただきたいところですが、Tech Days でもあえて、PDC と同様に地に足付きつつある技術を切り口として、実施しました。
本音で言えば、構想や課題から概念をしっかりおつたえしたいところです。それは、またの機会にぜひ何らかの形でやりたいと思っています。
話がそれましたが・・・今回の勉強会は、グループディスカッションがメインということでした。感想としては、とても楽しかったというのと懐かしかったといったところでしょうか。
楽しかったのは、初めて触れた PC とか言語とかの話しで盛り上がったところでもありますが、バラエティに富んだ経歴と世代・・・すごかったです。ベテランから学生さんまでいますから!!!
私もそうですが、やはり、NEC PC 9801 シリーズが多くでてきました。懐かしかったですねぇ。私がはじめて触った本格的なパソコンは、PC 9801 VXで、20 MB ものハードディスクと Windows 2.0 日本語版(かな?)搭載というものでした。
親が Apple を買うといっていたのを、「Windows があるから同じようにできるじゃん」という適当な説得で押し切ったわけですが、当初は、リバーシばかりやってました ^^;
自腹で購入した初の PC は AT互換機の 東芝 Brezza だったと思います。OS は、Windows 95 だっと思いますが、デュアルブートで Linux が動いていました(当時確か1996年)。
それより以前には、大学で、Solaris なども UNIX をいじくる日々で、なかでも NeXT STEP がお気に入りでした。
仕事でも UNIX 系の開発中心のため、Windows は、X Window を表示するための端末+メーラーといった趣が強かったです。ただ、UNIX 系のシステムの監視用端末の開発もあり、そこでは、VB4 (だったと思う)や C++Builder での開発しました。
(また話それましたが。。。)デスクトップ PC は、実は2台しか買ったことがありません。 Brezza の次が ソニーの VAIO です。それっきりです。ただし!ワークステーションをもってました。SUN の Ultra 10 (だったと・・・)持ってました。
ノート PC は、というと、2台くらい購入したことがある気がします(奥さんのを入れると+2台かな?)。で、今はご存じ(?) MacBook 使ってます。
ということで、自作 PC なしです。
なんの投稿だか、すでにわからなくなってきていますが、いろいろな経験を持った人が集まるコミュニティへの参加は、とってもお勧めします!行けば必ずなにかを持ち帰ることができるでしょう。それは、まったく新しいもの、世界観などかもしれませんし、忘れていた何か、失われていた何かかもしれません。
P.S.
そうそう、このブログを見てくださっている方もいらっしゃって嬉しかったです。
ながさわ
Comments
Anonymous
February 15, 2009
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February 15, 2009
お疲れ様でした。 M言語の話も聞けて楽しかったです。 私ひとり博物館行きしたコンピュータの話でちょっとさびしかったです。 今の人はコアというとCPUコアのイメージを持つんですね、ちょっと新鮮でした。Anonymous
February 18, 2009
えムナウさん、 コメントありがとうございます。 "M" については、ほんとにさわりだけでしたが、今度はピンマイクでも持参して、ガリガリ書いてみたりもいいかも(^^) えムナウさんのご経験なさったコンピュータは私にとってもまさに博物館ものでした(^^; 幼少の頃、逓信博物館だったか、電力館だったかで見たり、ちょっと触った記憶があるような、ないような・・・。 今の時代のコアは、CPUコアですね。 私にとってのコアは、core で、「core を吐く」だったりもします(^^; 次期 .NET Framework では、mini dump 吐いてくれるのでちょっとワクワクしています(^^)Anonymous
February 27, 2009
長沢さんこんにちわ、予告したので遊びに来ました。 わんくま勉強会ではお世話になりました。 私はわんくまの人ではないですが、自分が参加した勉強会のことが書かれていると嬉しいですね♪ Tech Daysは仕事があって行けなかったので長沢さんのセッションで最新の技術についていろいろ教えて頂けてすごく勉強になりました。 どれも面白そうだったので自分でもいろいろさわってみたいと思います。 ちなみに長沢さんが紹介してくださった3つの技術の中では、上司のアドバイス(圧力?)もあり、私はAzureに興味があります(^0^)Anonymous
March 02, 2009
pomeloさん、 予告通り (^^) コメントありがとうございます。 Azure は、CTP 自体も勉強材料としてもおもちゃとしても(?)面白いですし、Azure を知ることで、オンプレミスなアプリも、それこそ、スタンドアローンなアプリも、クラサバなアプリもアーキテクチャや設計の見直し、再利用への意欲なんかをかき立てるのにもってこいです。 それにしても、コミュニティ勉強会はいいですね。いろいろ刺激になるし、何より技術に貪欲なそして、気のいい仲間と触れ合うとパワーをもらえますね。パワーをもらい、与え、みんなのエンジニアパワーが増大するときっと日本のソフトウェア業界もまだまだ伸びるはず! そして、コミュニティを運営、取りまとめている皆さんには本当に頭が下がります。