作業ウィンドウから、SharePoint のライブラリに保存する方法
久々の更新になります。(本当にすみません。)
セミナーや顧客対応で VSTO のお話をすることはあるのですが、
それ以外の Office の案件(互換性への対処、展開方法)も多く、なかなか、最近は自己研鑽をおこなう場が少ないです。
いろいろと試してみたいことはあるのですが、時間が取れず、すみません。
ただ、お客様へ提供するデモやセミナー対応の中のトピックは引き続き取り上げていきたいと思います。
昨日、社内の方からタイトルの件について、ご質問をいただいたのですが、
この場で簡単に説明をしてみたいと思います。
作業ウィンドウのボタンから、SharePoint のライブラリに保存する場合ですが、以下のような構文で対応が可能です。
Globals.ThisWorkbook.Application.WorkBooks(1).SaveAs("URL & ファイル名")
具体例としては以下でしょうか。
Dim orderData As String = Globals.Sheet1.DateTimePicker1.Text.Replace("/", "-")
Dim shopID As String = Globals.Sheet1.Shop_NAMEComboBox.Text.ToString
Dim salesPersonID As String = Globals.Sheet1.Person_NAMEComboBox.Text.ToString
Dim xten As String = ".xlsx"
Globals.ThisWorkbook.Application.Workbooks(1).SaveAs("https://testsite/Order/Shared%20Documents/" & orderData & "_" & shopID & "_" & salesPersonID & xten)
MessageBox.Show("ファイルは保存されました。")
このサンプルでは URL 名のあとにファイル名として、特定のコントロールのテキストをファイル名の要素として利用しています。
以下のサイトに詳細な記述があります。
Microsoft Office System による Microsoft Windows SharePoint Services の使用
https://www.microsoft.com/japan/msdn/office/office2003/odc_ofofficesysandwss.aspx
今回、ご紹介した内容は Office 2003 と Office 2007 開発の双方で利用可能です。
ということで、SharePoint のライブラリへの保存方法についてご紹介させていただきました。