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RHEL 向けに .NET Core 2.0 がリリースされました

先週の 8 月 14 日に、マイクロソフトが .NET Core 2.0 の最終リリースを提供開始しました。Windows、macOS および RHEL 7 以降などの Linux 環境 (サポートされる OS バージョン一覧) に SDK をダウンロードして、Visual Studio Code やテキストエディターなどでコーディングを始められます。統合開発環境 (IDE) は Visual Studio 2017 version 15.3Visual Studio for Mac version 7.1 で対応しています。

.NET Core 2.0 は .NET Core 1.x と比べると「.NET Standard」ライブラリと呼ばれる、.NET Framework やXamarin とも共通となるライブラリを実装したり、パフォーマンスの改善、Linux をひとつのオペレーションシステムとみなすことで対応するディストリビューションを増やす、ARM32 ビルド出力機能のプレビューなどの改善点があります。

.NET Core 2.0 のリリースについては、5 月の Red Hat Summit 2017 でも予告がありました。RHEL や Red Hat OpenShift Container Platform 上で扱うための関連ビデオも公開されているのでご参照ください。

[embed]https://www.youtube.com/watch?v=XAijUQ2x95M[/embed]

Red Hat on Azure 上で .NET Core 2.0 を利用する際の最大の強みの一つである「統合サポート」の .NET Core 2.0 サポートも間もなく開始される予定です。

8/22 更新: レッドハットからも .NET Core 2.0 のサポートが発表されました。

ASP.NET Core 2.0Entity Framework Core 2.0 の利用、C#/F#/Visual Basic といったプログラミング言語の利用が可能になります。yum インストール用の RPM ファイルや Linux コンテナーファイルとしても間もなく提供される予定です。RHEL、RHEL Atomic Host、Red Hat OpenShift Container Platform、Red Hat OpenShift Online、Red Hat OpenShift Dedicated、Red hat OpenStack Platform 上で .NET Core 2.0 を開発および展開することができます。

 

より詳細な情報については記事「Announcing .NET Core 2.0」(マイクロソフト) および「Red Hat Boosts Application Portability Across Hybrid Cloud with .NET Core 2.0」(レッドハット) を参照してください。

また、レッドハットの .NET Core ポータルも参照してください。